▽ ページ4
海人side
岸くんが家を出て、隣にいる廉の目線に合うようにしゃがむと
静かにポロポロと涙を流す廉。
「寂しいね」
そう言って手を広げてあげると
泣いたままぼふっと俺の胸に顔を埋めた廉。
「よしよし」
紫「紫耀たちと沢山遊ぼ？」
廉「ん、しょぶ…」
岸くんが居なくなって寂しいっていう気持ちと
俺らと遊びたいっていう気持ちが混在してる廉。
そんな廉に優しく声をかけてる紫耀。
「遊ぼうね〜、何して遊ぼっか〜」
そんな紫耀に、乗っかるように声を出すと
少しづつ廉の涙が引っ込んでいった。
＊
＊
廉「ガタンガタン〜」
玄「すっかり涙さん、引っ込んだね」
神「うん。さすが、電車パワー笑」
あれから1時間弱が経過したんだけど、
すっかり涙は引っ込んで
今は沢山の笑顔を見せてくれてる廉。
そんな廉にほっと一安心な大人4人組。
最初は、泣きながら遊んでた廉だけど
紫耀が笑顔を取り戻してくれたんだ。
紫「お、それかっこいいね〜」
廉「んふふ、○○っていうんやで？」
紫「そうなの？廉、乗ったことある？」
廉「ありゅよ！」
紫「わ、すごいね〜」
っていう具合に、紫耀が
廉の事をずっと褒めてる感じ…笑
＊
＊
「じゃあ、俺、お昼作りに行ってくるわ」
紫「お願い〜」
そして最近のごはんは当番制。
岸くんも映画の撮影やらで忙しいからね。
岸くんの仕事が落ち着くまでっていう
期間限定だけど、当番制にしてみたんだ。
今日は俺が担当の日だったから
そろそろお昼を作りにキッチンへ＿＿＿＿。
＊
＊
「はい、出来たよ〜」
廉「わーい！！」
紫「ほら、おててキレイキレイするよ〜」
廉「あーい！」
俺の声が聞こえた廉が走ってきて
その後を追うように、紫耀、玄さん、神宮寺の順番で
食卓の席に着いた。
廉「おいち〜！」
「ほんと？！よかったぁ」
玄「良かったね、海人」
「うん！」
初めて作る料理だったから
美味しく出来てるか不安で仕方なかったから…
廉の素直な感想が聞けて
凄く安心したし、嬉しい気持ちになった。
廉「またちゅくってね？」
「もちろん！また作るね」
廉「やっちゃ！」
また作って。とリクエスト？までもらっちゃって
凄く嬉しくて、ずっと俺の顔はゆるゆるだったと思う笑
＊
＊
ご飯も食べ終わって少しして廉のお昼寝タイム…。
廉のお気に入りのタオルを持って
廉を抱っこすると、すぐに夢の中へ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 449人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒瀬優花(プロフ) - はるきさん» はるきさん、こんにちは。いつもコメント下さりありがとうございます。今回初めて渡辺先生の誕生秘話…というか、名前の由来をお話しさせて頂きました〜笑長く出てほしい方なので、しっかり決めておいた方がいいかなぁと。part8でも変わらずよろしくお願い致します (2022年6月12日 8時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 黒瀬優花さん» 最新話、見ました。お花とか石を集めるちびれんは見てて微笑ましかったです。渡辺先生は好きだったアニメのキャラの名字から取ったんですね。サブキャラの設定もちゃんとしててすごいです。渡辺先生にはこれからも期待してます。7章お疲れ様です。8章も頑張って下さい。 (2022年6月12日 7時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - みんさん» みんさん、折り返しのご連絡ありがとうございます。私も記載せず、申し訳ないです。また今度ご縁がありましたら、よろしくお願いします (2022年6月7日 22時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 柳りゅさん» 柳りゅさん、こんばんは。お久しぶりです。リクエスト下さりありがとうございます。お応えさせて頂くまでかなりお時間頂きますが、必ず書かせて頂きますので待っててくださると嬉しいです^^ (2022年6月7日 22時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - お返事ありがとうございます。残念ですが、リクエストは諦めます。すみませんでした。 (2022年6月7日 21時) (レス) id: 213d202e18 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2022年3月2日 20時
