ちびれんくん4

▽ ページ30

神宮寺side

あれから特に体調を崩すことなく

日を重ねるごとに回復していった廉。


廉「あしょぼー！」


今では、すっかりご覧の通り元気いっぱい廉くんに。


岸「元気いっぱいなのは分かった！けど、少し落ち着こっか、な？」

廉「やぁ！おじいはしーなの！」


元気いっぱいなのはとてもいい事だし

俺らも嬉しいんだけど、廉がはしゃぎ過ぎて

また体調を崩さないか、しんどい思いをしないかって

内心心配と不安で沢山な俺ら。


そんな俺らを代表して岸くんが

廉にそう言っても全く聞いてくれない。笑


終いには、岸くんは静かにしてて＝うるさい

とまで言われる始末。笑


紫「ほい、捕まえた〜」

廉「うわ！」


そんなおじいとの会話に夢中になってる廉を

後ろからそーっと近づいて抱き上げた紫耀。


紫「れーん。遊びたいのは俺らも一緒。けどね？廉がしんどくなっちゃうの嫌だなぁ〜」

廉「むぅ〜」


可愛い、笑

紫耀の腕の中で、ほっぺを膨らまして

可愛い抵抗。


紫「可愛い…じゃなくて！しんどくならない遊びしよ？」

廉「……あぃ」


紫耀がそう言うと、諦めたかのように

廉が返事をする。


海「さ！何して遊ぼっか！」

廉「かーれんぼ！」

「かくれんぼね笑」

廉「あい！」


海人が、場の空気を明るくしてくれて

そのお陰で廉も機嫌が戻った笑


岸「……」


あ、1人落ち込んでる方居たわ。


玄「岸くん、大丈夫だから。ね？」

岸「いわげん…」

廉「ゆーちゃ、あーしょぼ！」


廉が、岸くんの腕を引っ張りながら

そう言えば、岸くんの顔に笑顔が戻った。



＊


今回は、怖い思いさせちゃってごめんね？

また海行こうね


今度は絶対、目を離さないし

怖い思いさせないから。


みんなで、楽しもうね。


end.


---

Hanaさんリクエスト「溺れる」これにて完結です！

いかがだったでしょうか？


展開に若干、無理やり感があるところや

現実とはかけ離れてる表現があったかと思いますが

楽しんでいただけたら幸いです。


もしよかったら、感想コメント下さると

嬉しいです。


素敵なリクエスト下さりありがとうございました。



そして、重ね重ねで申し訳ないのですが

リクエスト、まだまだ募集中です！


8月9日の夜9時まで募集しておりますので

よかったらコメント欄に書いてくださると嬉しいです。



「溺れる」最後まで読んでくださった皆様
ありがとうございました。


作者。

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