ちびれんくん

電車の中で*kishi ページ37

神宮寺side

岸「ほぉら、れぇんもうねんねするぞ〜」

廉「やぁー！」


あ、どうも。

神宮寺です。


今の時刻、夜の23時過ぎ

明日午後から仕事の俺と

明日は丸1日オフの岸くん。


それから、普段ならもう

とっくに夢の中にいるはずの廉が起きてます。


何でこうなったかというと、遡る事夕飯の時間


海「あ、ねぇそうだ！これなんだけどさ」

紫「んー？なにー？」


夕飯の時、海人が思い出したかのように

ポケットから1枚の紙を取り出して

テーブルの中央に置いた。


海「これね、今俺が出させてもらってるバラエティー番組のデレクターさんから頂いたんだけどね」

「「うん」」

海「なんでも、今度新しい新幹線？列車？が出来るらしくて、明日試乗できるらしいんだ」

「へぇ…。凄いね」

海「うん。なんか特別な人にしか渡してないんだって、この紙。一般の方が乗れるのは早くても2か月後なんだって」


なるほど…

そんな凄い紙なのか、これは

と、俺らは話してると


ご飯を漸く食べ終わった

うちの天使が凄い勢いで食いついた


廉「でんしゃー！」

「うお、予想通り笑」

玄「うん、うちで一番乗り物好きって言ったらちびれんだからね笑」


そう、小さくなってから

服以上に好きなんじゃない？と

錯覚するほど、電車と飛行機が大好きなちびれんくん。


今度乗りに行こうね〜なんて

言ってから早1か月は過ぎてるからね


海「うん、電車だね〜、でね、俺は明日地方に仕事があるから無理でさ…だから明日オフの人が居たらちびれんと行ってきたらいいんじゃないかなーって」


なるほどね

ちびれんが居なかったら海人も

もらってこないだろうな。


でも、ちびれんが電車と飛行機が

大好きだって知ってるから貰ってきてくれたんだよね。


もうなんかいつの間にお兄ちゃんになったの？

って感じでちびれんが来たら変わったよ、海人。


神「そうだね…。確か明日オフなのって…」

岸「え？あ、俺だ！」


そう明日は岸くんだけがオフなんだよね…


玄「なんか不安…」

岸「おい！なんでだよ！」


うん、岸くんには申し訳ないけど

ちびれんと岸くんという、うちの

じいまごコンビは正直不安要素しかない


まぁちびれんも岸くんに懐いてるし

岸くんも大人だから大丈夫かな


廉「電車のれりゅの〜？」

海「うん、明日岸くんが連れて行ってくれるって！」

廉「やっちゃ！岸しゃんと電車！」


ってな感じでテンションが上がっちゃって

寝れなくなってます

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