3話 ページ4
如何にもな甘い恋愛物かと思えば最後は3人交際という道を選んだ今までに無い大胆で斬新な恋愛映画だった。
展開が早く余りにも予想外で、惹き込まれてつい、私だったら無理だ…なんて感想を抱いてしまった。
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もしもの話。…私と呂庵が付き合えたとしよう。その中に志季も加わって3人交際したら、ちょっと気まずいし、どうせ呂庵と志季で酒を飲んで女には分からない話をするんだろう。
なんてリアルに想像してしまい男に負けるのか……と1人で悲しくなった。
「面白かったね〜!3人交際って楽しそうだけど、2人で仲良くされちゃったら寂しいから俺は普通に1人の彼女がいいな」
幼馴染って感覚まで似るのかな?全く同じ気持ちなんだけど
「凄く良く分かる…あれ、私とは仲良くしてくれないのかな?置いてかれてる?みたいな感覚になりそうで怖いかも」
うんうんと同意を示す呂庵とはやっぱり分かり合える。
そもそも3人交際なんてしたらすぐ喧嘩になりそう。
多分最初に手を出すのは私なんだけどさぁ
「きっと3人交際で楽しめるのは俺たちみたいに寂しいって思わない人達なんだろうね」
「うん……というか私達言う程恋愛してきてないからね。中学、高校って流れで付き合う事多かったし」
「あはは。そうだね!なんかちょっと仲良くなった女の子と恋愛ごっこって感じだったかも」
歴代の彼氏彼女、お互い全員把握してる私達。
片思いをずっとしてても、付き合うなんて今思うと最低な女だった。
必ず、俺の事好きじゃないよね……って相手に悲しませて呂庵に、フラれた報告をしていた時が懐かしい…
それで、あわよくば付き合えたらとか思ってたけど、Aは可愛いからまた彼氏出来るよ。なんて的外れな励ましを貰って、毎回キレていた青春時代……
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それで10年経った今も付き合えてないって、私の人生大丈夫そう?
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なな - 呂庵くんの小説、とても嬉しいです!更新楽しみにしてます!! (2021年1月19日 15時) (レス) id: 476b0094a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Vanilla* | 作成日時:2021年1月13日 13時