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増田side
低血圧な俺は、朝はほぼ毎日体調悪くて。
それで、朝起きるのもやっとだけど、何とか学校まで来ると、保健室で休んでた。
高校に入ってもその生活は変わらなくて、今日も保健室。
あーあ、こんなんじゃ、友達なんか絶対出来ないよな。
そう思って、保健室の角のベッドにの寝転がってぼーっと考えていると、聞き覚えのある声。
祐「失礼しまーす。」
確か…。俺の隣の席の…、手越ってやつだっけ。
金髪だし、そんな雰囲気なかったけど、あいつも体弱いのかな。そんな会話が聞こえてきた。
吸入って言ってるし、喘息、とか？
色々考えれば考える程、体調が悪くなって来て、気づければ眠っていた。
「…すだ、…い、、ます、」
貴「…わっ、松本せんせ、」
松「やっと起きた。体調どう？」
貴「さっきよりは…。」
松「授業どうする？」
まだ少しふわふわと浮く感じもするけど、授業に出ないと…。
貴「授業、いく…」
そう言って、ベッドから起き上がった
はずだった。
一瞬にして、目の前が真っ暗に。
貴「…っ、はぁっ、」
松「無理そうだね。もう少し休みな。」
貴「…はぁいっ…」
もう一度、ベッドに寝転がって、松本先生に足を上げてもらうと、カーテンを閉めてもらった。
もう、新学期だっていうのに。
この体、ほんとに嫌だ。なんで、なんで俺なの。
相「まっすー。やほ、元気？」
増「あいばせんせ、」
相「昨日は病院勤務の日だったから、今日は遅番でさ。来るの遅くなっちゃった。」
相葉先生は、昔から病院でよくお世話になった先生。気付けば、保健師になってたなんて。
増「そ、なんだ。」
相「あ、ごめんね。無理に喋らせちゃって。
また後で起こしてあげるから、ゆっくりしてて。」
優しい相葉先生の声に誘われて、再び眠りについた。
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雛鳥 - こんにちは！手越くんと増田さんがこれからどんな関係になるのか楽しみです。更新楽しみにしてます。応援してます。 (2019年6月5日 8時) (
レス) id: 0840a22bfe (このIDを非表示/違反報告)
みさ - 初めまして。続きを楽しみにしております (2019年5月21日 20時) (レス) id: 042a833b08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょんまげ。 | 作成日時：2019年4月29日 11時
