俺のねぇちゃん非リアらしい【莉犬】

ぷろ ページ3

最近弟の様子がおかしい…

なんでだ？

「帰りに、ケーキでも買って慰めてやるか」

私は、ボーナスをもらったのだ！だからこのお金で、ケーキがもらえる！


「えーっと、……」

えっ、何のケーキ好きだったけ…？

わかんないいい…。どうしよ…


「麻衣！元気にしてた？」


「うわぁぁ！飛鳥いいところに！！」

肩に手が当たり後ろを振り返ってみれば、私の友達完璧さんがいた。

「どうしたの…？」

うーん、そんな顔で見つめないでくれ、養ってあげたくなるではないか。

私の友達って、どうしてこんなに、顔がいいんだろう。

「実をいうとねー・・・」

内容を話してみると、彼女は困ったように、眉を動かした。

「弟さんの好きなケーキの種類？わかんないよ！」

「だよねー」

「知ってた系？」

私がだよねーというと、頬をパンパンに膨らませて、むと怒ってきた。

「わわわっ、ごめんごめん」

「ほんとにぃ？」

「ホントだって！」

ここでもたもたやっていると時間がなくなる…。急がねば！

「ケーキ屋さんいこ？早くしないとしまっちゃう」

「確かにそうだね、いこっか」

そう言ってすっと、手を伸ばしてくる。そういうところがモテるとこじゃないかな…・
とはいえ、今は気にする必要はない

「うん！」

私たちは、ケーキ屋さんへと歩いていった。

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