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20話【相談】 ページ21

眉「と言うことなのよ」


きらびやかな装飾品の数々が飾られている美術室。

そこで、私は先日の話を相談していた。
(詳しくは18話を読んでほしい)


満「それ、態々相談することかよ」


眉「湖滝ちゃんの件で恋愛はタブーになってたでしょ」


恋する乙女の居場所じゃないって


飆「そもそも眉美ちゃん乙女って感じじゃないし」


キレるぞ、生足くん


長「確かにこんなことは二度とないかもしれませんしね」


それは私のようなクズを選ぶ人間はいないといいたいのか先輩くんよ。
その通りかもしれないけどさ。


学「眉美くんが気にしている女性なんだ!きっととても美しい人なのだろう!」


長「そうですね、リーダー」


しれっと、リーダーの好感度上げようとしやがって


長「何か言いました?」


いいえ、何も


飆「眉美ちゃんが褒めるほどの女の子ならぼくも会ってみたいなー!」


口説く気だろ絶対


創「…」


学「創作も会いたいと言っているようだ!」


眉「それはリーダーの幻ちy…あ、何でもないです。はい」


今の目は絶対に私を殺る気だったぞ、おい。


満「でもどうすんだよ」


眉「何が?」


満「考える時間をくれって言ったんだろ?スマホを持ってないお前は連絡の取りようがねぇじゃねぇか。」


考えてなかったわ


満「アホか」


悪かったわね、アホで


眉「札槻くんにでも調べてもら…あ、何とかします。」


先輩くんに視線で殺されかけた。


飆「でも、そのAちゃんも眉美ちゃんの時間を頂戴発言にOKしたわけだし、彼女も何か考えがあるんじゃない?」


眉「その可能性は考えてなかったわ」


学「お手柄だな飆太!」


飆「えへへ」


リーダーに褒められて嬉しそうに笑う生足くん


助平な発言しなきゃ天使なのに…


飆「眉美ちゃんのクズさに比べたらマシだよ」


悪かったな、クズで


学「皆、そろそろ下校の時間だ!帰ろうじゃないか!」


長「そうですね」


飆「ねね、眉美ちゃん一緒に走って帰らない?」


眉「遠慮しとくわ」


取り敢えず、彼女との連絡手段については家で考えよう。

21話【会いに来た】→←19話【春の訪れ】



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通行人Sの叫び(プロフ) - こうこうさん» ありがとう!!!!! (2020年4月20日 11時) (レス) id: 285fa6164a (このIDを非表示/違反報告)
こうこう(プロフ) - うはうは↑面白い!!よ、更新まってるー、 (2020年4月20日 11時) (レス) id: a27447a55c (このIDを非表示/違反報告)
通行人Sの叫び(プロフ) - ナルシストさん» ありがとうございます!ですよね!ドヤァ← (2020年4月17日 10時) (レス) id: 285fa6164a (このIDを非表示/違反報告)
ナルシスト - とても面白くていい小説だと思う ドヤァ (2020年4月16日 23時) (レス) id: 9f29b33a37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:通行人Sの叫び | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年4月11日 15時

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