AB型ちゃん 2【SixTONES】 (ページ35)

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強くいることがページ35

ライブ

アンコール前最後の曲が終わってはける。

ステージ裏でライブTシャツに着替えるけど、正直きつい。

2時間以上歌って踊りっぱなしで、座り込んだのがダメだった。

足に力入らないし、どうしよう。

ス｢大丈夫？｣

着替えるだけなのに、心配されちゃって。
もっと体力付けなきゃ。

樹｢平気だよ、俺だもん。田中樹だよ？笑｣

強がることしか出来ない。

強いって思いたいけど、結局は弱いのかななんて

『樹...』

目の前にしゃがんで顔をのぞき込むA

｢A、体強くね？笑流石だわ｣

樹｢ごめん...俺上手く立てない...笑｣

体力ないなぁ

『謝んなくていいから。俺らが最強なこと見せつけに行こう。田中樹なんだろ？』

あぁ、またこの手に助けられるのか。

俺が辛い時は、いつもより強い口調で俺の心を奮い立たせてくれる

樹｢...当たり、前だろ？俺は、SixTONESの、田中樹なんだから｣

視界がぼやけて、頬を滴が伝う

慎｢樹〜、A〜！行くよ！｣

『はーい！はい、手！』

ジ｢めっちゃ、樹とAくっついてんじゃん！｣

『樹が立てないって言うからさ〜。』

樹｢言うなよ！笑かっこ悪いじゃん｣

『大丈夫、いつでも樹は最高にカッコイイからあ、手は繋いだまんまね。』

樹｢ん、ありがと｣

京｢よっしゃ！行きますか｣

慎｢いっちゃおー！｣

ジ｢いっちゃお〜！｣

『それでは、れっつごー！』

このグループは、いつでも俺を引っ張って行ってくれる

だから、こいつらと絶対頂上を目指すんだ。