湿っぽいのはやめようって ページ25
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KN「ヤンヤン！まだキャリーの準備してないの！？」
YY「クンゴが詰めてよー！今暇なんでしょ！」
HD「一人で早く準備終えただけなのにヤンヤンのパッキングやらされる始末！？」
「これぞクンさんって感じね、不憫なこと。うふふっ」
KN「もういい加減自分で荷造りしなよ！全く、こんなにぐちゃぐちゃに服入れて…果たしてヤンヤンは今後の人生一人でやっていけるのか…」
YY「へへっ、こうしてると自動的にクンゴが俺の荷造りしてくれるんだよね〜♪ ほんと楽だわ〜！」
XJ「さすがマンネonトップ……」
WW「俺がいない間でも全く成長が無かった様子でもはや安心した…」
TN「クン〜、ヤンヤンのが終わったらボクのパッキングもヨロシクね〜」
KN「はぁ！？お前は自分でやれ！！！」
「あっ、テンのネイル私に塗らせて！」
TN「モチロン！」
XJ「やれやれだぜ…痛っ！！ベラに噛まれた！！」
YY「やっぱルイとリオンも連れてきたい！クンゴ、キャリーに入れちゃダメ？」
KN「絶対だめだから！！！！」
HD「んー、やっぱりデスクトップは入らないか…。キャリーもう一個増やそうかな」
KN「超過料金は自腹になるからだめ！ノートPCで妥協しなさい！！」
HD「えー！でもラップトップだとゲームしづらいんだよ〜！」
WW「…鼓膜が疲れる…」
…なんて、もう数時間後には空港に行くというのに、この騒ぎよう。スーチョン哥哥は呆れた様子でみんなを見つめている。この空気感が宿舎に戻ってきたこと、私は今でも少し信じられないでいるんだ。
ふと哥哥と目が合い、思わず私たちは微笑み合った。
私はソファーにゆったりと腰かけるテンの隣で、彼の左指のネイルを塗る。昨晩8割仕上げて、あとは少しストーンを乗せて硬化するだけだ。
テンの手の温もりを感じながら、これからあとどれくらいこうしてテンのネイルを塗ることが出来るのだろうかと、私は不意に切ない気持ちになる。最近はこんなことの繰り返しばっかりだ。
…でも、湿っぽいのはやめようって。
私、何度も彼らに話したわよね。
不意にテンが私の顔を覗き込んでくる。
その仕草はさながら黒猫みたい。
私は彼に微笑みを返して、ぎゅっと手を握った。
私がみんなと中国に行くことは、今回で最後になると思う。
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Speranz71153907(プロフ) - NCT2020から加入した女の子(中国）とソンチャンの恋愛物語が読みたいです。01生まれの167cmラッパーで性格はサバサバしている感じでお願いしたいです。 (2022年11月20日 15時) (
レス) id: 1b68452dc0 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - 名無し26705号さん» お返事大変遅くなりました（ ; ; ）これからものんびり更新ですがぜひ見届けて頂けると幸いです、、、！ (2022年11月17日 17時) (レス) id: 0149abc0ab (このIDを非表示/違反報告)
名無し26705号(プロフ) - 更新楽しみにしてます（；＿；） (2022年10月11日 10時) (レス) id: a987a7fbf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2022年8月11日 15時
