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WW side
『で…なんの話だったっけ？』
WW「…Aはもうテンヒョンが正式な恋人になってしっかり愛されてると理解したからたとえスーチョン哥哥の愛情が無くても立派に一人で生きていけるっていう話…」
『あ、そうそう。でも私、そんな話し方してないじゃない(笑)』
WW「ぐすん…」
『ふふっ、これからもスーチョン哥哥のことだって愛してるよ』
WW「ほんと！！？哥哥が一番！！？」
『申し訳ないけど一番はテンね。そればかりは譲れないわ』
WW「うわあああ！！！(泣)」
『うふっ♡』
なんてこったい。もう哥哥、明日のスケジュール全部ドタキャンしようかな。
頭を抱える俺を見て微笑む。
いつの間にか俺よりもずっと色々なことを経験して、Aは見た目も中身も成熟したみたいだった。
『…でもね。もう一人でも大丈夫って、思ってたんだけど、それでも叶えたい夢が…やっぱり譲れないものがあるって、自覚した』
WW「…叶えたい夢？」
『そう。それだけは譲りたくない。これからどんな道を歩むとしても、ね』
WW「それって、どんな夢？」
『また8人でステージに立ちたいなって』
WW「…！」
『全ての話はそれからよ』
さらりと言ってのけた。
だけどその言葉の中には、普段のAからは想像もつかないほどの情熱の欠片が感じられる。
…グループ活動にはあまり執着が無い。
世間一般のA、ジアに対する印象はそんなものだろう。それこそここ1年はソロ活動しかしてないし、本人も特に言及していないし。
だけど本当は、誰より“8人”で居ることに意味を感じていると思う。そして、その姿を望んでいるんだと思う。ファンミーティングツアー中、いつも幸せそうだったAの姿を思い出した。
『絶対叶えてみせるわ。そう遠くない未来にね』
WW「…もちろん」
『…え？』
WW「協力する。俺も、その夢…叶えよう。一緒に」
『…言ったわね？哥哥に二言は無しよ』
WW「ふふっ、もちろん！」
『大好き！愛してる、スーチョン哥哥』
…そっか。
やっぱりAだって、ステージに立って、ウェイゼンニに会いたかったんだね。
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Speranz71153907(プロフ) - NCT2020から加入した女の子(中国）とソンチャンの恋愛物語が読みたいです。01生まれの167cmラッパーで性格はサバサバしている感じでお願いしたいです。 (2022年11月20日 15時) (
レス) id: 1b68452dc0 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - 名無し26705号さん» お返事大変遅くなりました（ ; ; ）これからものんびり更新ですがぜひ見届けて頂けると幸いです、、、！ (2022年11月17日 17時) (レス) id: 0149abc0ab (このIDを非表示/違反報告)
名無し26705号(プロフ) - 更新楽しみにしてます（；＿；） (2022年10月11日 10時) (レス) id: a987a7fbf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2022年8月11日 15時
