護衛16 ページ23
『およよ?キミはいつぞやのピエロくんじゃないか。遥々兵庫までご苦労さま〜』
「はぁい!めちゃくちゃご機嫌〜!!そしてここで〜、クイーーズ!!私は誰でしょ〜〜〜〜〜か!!?なに〜?マジシャンのニコライ・ゴーゴリ〜?あ、答え言っちゃったっ!」
ハイテンションでそう言ってきたのはゴーゴリだった。
なんだろう、僕より女子っぽかったのはきっと気のせいだ。そうだ、きっとそうだ!!そうじゃないと気が済まない!!!!
『相変わらずテンションMAXで何よりだよ。
で、さっきの侵入者はどこいったのさ』
「マジックで別の部屋に縛り付けておいたよ」
『なるほど異能力ねおっけー了解』
「君は相変わらずつまらないよねっ☆そんなんじゃ〜楽しめないよ〜?んねッ」
ハイテンションで言い続けるゴーゴリ。
なんでコイツご最もなこと言ってるんだと思おうと思ったけど!!!
お前が!!!ハイテンション過ぎて!!!冷静になるんだよ!!クソッ!!!!
『で!なにを伝えに来たわけ〜?キミが来たって事はドスくんからのお知らせか何か?
こっちはさぁ〜必死に正体隠してるし無理やり倉庫に詰め込んでるわけでさっさと言って欲しいんだよね』
僕がそう言うと、ゴーゴリは驚いた顔をして高笑いをし始めた。
「はぁ〜ッ、あ〜、面白ッ!キミってサドだったんだね!!」
『いや違うけど!?キミが来たから避難させたんですが!!?』
「知ってる〜」
『クソが』
「でもキミがドスくん生存の事実を知ってることがに驚いたよ!!昨日ドスくんから手紙が送られてきてね〜!?内容はこれだからあーげる!」
ゴーゴリから渡された手紙の内容はこうだった。
”僕を殺した貴方達を殺します。勿論、一般人を巻き込んでね。“
僕はその手紙を見てとんでもない顔をしたと思う。
だって日本語ヘッタクソなんだもの。
なんだよ“ぼくをころしたあまたたさをころします、もちろんいっばんじんをまきこんてね”って!!!!
日本語で書いてくれるのは嬉しいよ!?でも見た瞬間達筆!?字汚ったな、てか読めな!誤字が多いってかひらがなしかないじゃん、読みにく!?
って思っちゃったじゃん!!!
『なるほど、情報チームに教えとこ〜。ありがとう、ゴーゴリ。あとフョードルに日本語の練習させておいて、このままじゃ暗号になっちゃう』
「おっけ〜!ちなみになんて書いてたのカナ!」
『お前ら許さんぶっ殺す』
「WOW、大胆!!!」
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レナ - 続き楽しみにしています! (3月16日 1時) (レス) @page22 id: f54b64da71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねこぼん | 作成日時:2023年7月5日 3時