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青Side
「さ、電車来たぞ〜。そろそろ離れなさい」
「あ〜いっ。じゃあ行こしょっぴー！」
「うん」
離れて行く康二に少し寂しさを覚えたけど、しょうがない。
電車に乗って学校の最寄り駅までは待つだけ。
いつもより遅い時間だからか
俺ら四人でも座れるスペースがあった。
左から涼太、俺、康二、ふっかの順に座る。
別に決めているわけでもないけど、
この四人だとこの並びになる
「怒った…？」
「怒ってはない、けど…」
「寂しかっただけだよね？」
ちょっと申し訳なさそうに俺を見上げて聞くもんだから、
つい口ごもると代わりに涼太が答えてくれた。
「ごめんな？しょっぴー」
「ん。でも俺に何も言わずに先に目黒と行っちゃったのは悲しかった」
「ごめんなさい…」
「良いよ。そんな顔させたくて言ってるわけじゃないし。しかも待っててくれたじゃん」
シュンとしちゃった康二の頭をさらっと撫でて笑いかけると、
やっと康二も顔を上げてくれた
「結構待ってたと思うけど何してたの？」
「ネットでアクセサリー見てた。なんか欲しいなぁって」
「良いのあった？」
「うん！」
「…買ってやろうか？」
「…良い。自分でバイトして買いたいんよ」
「ふーん？」
「そうじゃなきゃ意味ないから」
呟いた言葉の意味はまだよく分からなかった。
「なぁなぁ！このペアネックレスってやっぱり舘さんからのプレゼントなん？」
「…はっ」
アクセサリーの話をしていたからか、
康二の視線は俺と涼太の首元へと移り、
無邪気に聞いてきた。
「二人で一緒にいる時に買っただけだよ？たまたま同じやつに一目惚れして」
「そうなん？」
「別にペアにするつもりだったわけじゃねぇよ。」
「でもお揃い嬉しいやろ？」
涼太と俺を交互に見てにこにこ。
その笑顔に嘘はつけないから、本当にやめてほしい…
「まぁ、ね…」
「ふふ。俺は嬉しいよ？」
「うるせぇ…」
「恋人とお揃い、やっぱええなぁ」
「康二お揃いとか好きそうだもんね」
「うん！ふっかさんは〜？」
がやがや、楽しそうに話す康二をもっと見ていたいけど
早起きしたからちょっと眠いなぁ。
ここは少し眠るとするか。
おやすみ康二。
着いたら起こしてね…
・
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真夏野スピカ(プロフ) - かおりさん» パス外しました！ (2020年12月14日 0時) (
レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - 楽しみにしてます！ありがとうございます！ (2020年12月13日 19時) (レス) id: 471bec5651 (このIDを非表示/違反報告)
真夏野スピカ(プロフ) - テンプレ返信ごめんなさい… (2020年12月13日 18時) (レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)
真夏野スピカ(プロフ) - かおりさん» コメントありがとうございます！Part2は現在作成中のためパスを付けてるんです…。０時には開けるようにしますのでお待ちいただけたら幸いですm(__)m (2020年12月13日 18時) (レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)
真夏野スピカ(プロフ) - トマト鍋さん» コメントありがとうございます！Part2は現在作成中のためパスを付けてるんです…。０時には開けるようにしますのでお待ちいただけたら幸いですm(__)m (2020年12月13日 17時) (レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真夏野スピカ
| 作成日時：2020年11月13日 19時
