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青Side
「全然可愛くねぇよ…」
「そうだね、翔太の方が可愛いね」
むすっとしながら呟くと涼太が笑いながら俺に言う。
「…は？可愛くねぇよ」
「ふふ。」
「うわぁ…。なんか今日は暑いなぁ…」
にこにこしてる涼太をよそに、
ふっかはパタパタと手で顔を扇ぎながら俺を見て言ってくる。
何だこいつ…腹立つな
「しょっぴー！舘さーん！ふっかさーん！」
「えっ？」
だらだら喋りながら駅のホームまで行くと、
そこにいたのは紛れもなく康二で。
「お前学校は？」
「ん？しょっぴー待ってたんよ」
「は？」
「だって、一緒に行こうって約束してたやろ？」
「そうだけど…」
「入学早々遅刻だよ？康二」
「うん。分かってるで舘さん。でも、やっぱり俺もしょっぴーと一緒に行きたかったから…」
涼太の言葉に少ししょんぼりしながら呟く康二を思わず抱き締める
「もう…康二っ！」
「わっ！」
「ほんとにお前ってやつはもー！可愛いっ！」
「何がよ〜」
「遅れてごめんな？」
「ええよ別に」
「遅刻させてごめんな？」
「ええって〜」
「大好きだよ康二」
「んはっ(笑)俺も大好きやでしょっぴー」
そう言いながら康二も俺のことをむぎゅむぎゅと抱き締めてくれる
「駅のホームで堂々と…(笑)おーい、翔太の恋人はここにいますよ〜」
「良いよふっか。二人可愛いし(笑)」
「俺ら置いてきぼりじゃん。さみしっ」
「ね」
「おーい康二〜。ふっかさんにも抱き着いておいで〜？」
「ええの？やったー！」
「…だめ。」
いつもは潔癖だからってあまり康二とのスキンシップを好みはしない
(とか言いつつ何だかんだ受け入れてはいる)ふっかがそんなことを言うもんだから、
康二が嬉しそうに離れて行く
…のを、きつく抱き締めて離さない
「今は俺の康二。」
「ん？珍しく甘えんぼさんやね？」
「ほら、目黒に取られたのが相当ショックだったんだよ(笑)」
「なんやそれ(笑)」
「康二康二って、地味に俺も傷ついてるけどね(笑)」
「そうやんなぁ？ごめんな？舘さん…」
「でも気持ちは分かるから大丈夫だよ。だからそんな顔しないで(笑)」
康二を抱き締めている俺からは康二の表情は見えないけど
恐らくしょんぼりしてるんだろううな。
可愛らしいまんまる頭を涼太が優しく撫でているのが見えて
なんだか微笑ましかった。
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真夏野スピカ(プロフ) - かおりさん» パス外しました！ (2020年12月14日 0時) (
レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - 楽しみにしてます！ありがとうございます！ (2020年12月13日 19時) (レス) id: 471bec5651 (このIDを非表示/違反報告)
真夏野スピカ(プロフ) - テンプレ返信ごめんなさい… (2020年12月13日 18時) (レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)
真夏野スピカ(プロフ) - かおりさん» コメントありがとうございます！Part2は現在作成中のためパスを付けてるんです…。０時には開けるようにしますのでお待ちいただけたら幸いですm(__)m (2020年12月13日 18時) (レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)
真夏野スピカ(プロフ) - トマト鍋さん» コメントありがとうございます！Part2は現在作成中のためパスを付けてるんです…。０時には開けるようにしますのでお待ちいただけたら幸いですm(__)m (2020年12月13日 17時) (レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真夏野スピカ
| 作成日時：2020年11月13日 19時
