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青Side
「俺から康二を奪った罪はでけぇぞ？傷付けでもしたらここにいる全員でお前のことフルボッコにすっからな」
「…っ」
「めめ大丈夫やで。そん時は俺が守ったるからな？」
真剣に発した言葉に返された康二のセリフに、
あぁ本当に俺には勝ち目が無いんだなと悟る。
そんな愛おしそうに目黒の頭なんて撫でちゃってさ…。
いつの間にそんなにデカくなっちゃったんだよ、お前…。
「翔太くん、」
「ん？」
「俺、康二くんが好きです。初めて出逢った日からずっと、康二くんは僕にとっての一番でした。それはこれからも変わりません。…翔太くん。」
「おう…」
「貴方の大事な弟さんを、僕にください。」
急に丁寧な喋り方になる目黒に驚いてしまった。
でもその目はあまりにも真剣で。
一切目を逸らすことが出来なかった。
「…プロポーズかよ。」
「俺は真剣です。」
プロポーズは俺からしたかった―！なんて
ギャーギャー騒ぐ康二を無視して
再び目黒を見る。
「……幸せになれよ。」
「…っはい」
「康二を…………頼む。」
「はい…っ」
可愛い弟が大人になって
遠くに行ってしまう気がして
本当はこんなこと言いたくない。
でもこいつのこんな目を見てしまったらもう、
認めざるを得ない…
「でも…。俺の前でのイチャイチャだけは認めん！」
「「ん？」」
「可哀想な兄ちゃんに少しは気ぃ遣え」
そう言ってあほみたいに口をぽかんと開ける二人のおでこを小突く。
「「痛っ…！」」
そんな俺らを見た涼太が声を出して笑う。
「…なんだよ。」
「んー？翔太が軽口叩けるようになって良かったなぁって」
「…ん。涼太もごめんな。あと、ありがと…」
「恋人なんだから当たり前でしょ？」
たくさん迷惑を掛けたはずなのに
涼太はずっと涼しい顔をしている。
そんな恋人に申し訳なく思うけど
多分涼太本人は全くそんなこと
気にしていないんだろうな…
「涼太、」
「ん？」
「やっぱ俺、涼太のこと好きだわ」
普段あまり言わない言葉に、
いつも涼しい顔をしている涼太が
こっちがびっくりするくらい顔を真っ赤にした。
「えっ？えっ？///」
「〜〜〜っ///」
そんな涼太に、
きっと俺も同じくらい真っ赤だったと思うけど、
それは無視することにした。
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真夏野スピカ(プロフ) - かおりさん» パス外しました！ (2020年12月14日 0時) (
レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - 楽しみにしてます！ありがとうございます！ (2020年12月13日 19時) (レス) id: 471bec5651 (このIDを非表示/違反報告)
真夏野スピカ(プロフ) - テンプレ返信ごめんなさい… (2020年12月13日 18時) (レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)
真夏野スピカ(プロフ) - かおりさん» コメントありがとうございます！Part2は現在作成中のためパスを付けてるんです…。０時には開けるようにしますのでお待ちいただけたら幸いですm(__)m (2020年12月13日 18時) (レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)
真夏野スピカ(プロフ) - トマト鍋さん» コメントありがとうございます！Part2は現在作成中のためパスを付けてるんです…。０時には開けるようにしますのでお待ちいただけたら幸いですm(__)m (2020年12月13日 17時) (レス) id: ee0c14e74e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真夏野スピカ
| 作成日時：2020年11月13日 19時
