幼馴染みは永遠と。【佐久早聖臣】

楽しかったよ小学校 ページ7

それから毎日のように一緒にバレーをやった。
「やっぱり聖臣くんは上手だね！」
「Aちゃんだって上手だよ？」
「ほんとに⁉やったぁ！」

バレーチームも同じで、クラスも一緒で、って思ってたけど……



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この学院は4年生になるとクラス替えがあった。今は2人とも3-3組に所属しているが1学年6クラスからなる大きな学校だ。1/6で同じクラスになるなんてあり得ない、そりゃそうだな。
案の定、私は6組・聖臣くんは4組に分かれてしまった。しかも、4組は2階・6組は3階だから会うのも楽じゃない。

「クラス、離れちゃったね……。バレーどうしよう」
「やればいい。体育館の前で待ち合わせ。」
「おやすみだったら？」
「先生に聞くか5分待っても来なかったらやらない」
「なるほど！頭いい！」
「べつに…」
こうしてクラスが離れてもまた３年間一緒に休み時間はバレーをやった。




6年生にもなれば、おませな子たちは彼氏・彼女を作っていたが私たちは変わらず友達のままでいた。
別に好きとかそういう感情はなかったし、お互いにバレーができる友達とでしか思っていなかった。

「聖臣くんは、中学校もここ？」
「そうだよ」
「私も！バレー部入ろっかな〜」
「俺、入るよ」
「本当に⁉じゃあ私も！」

ずーっと一緒中学校→←まさかのバレーチーム2

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