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「スイッチON」第二話 ページ2

Aside

ご飯と着替えが終わった。

歯磨きをしようと洗面所へ足を運ぶ。

『んん?!』

歯ブラシが…ない…

なんで?!

昨日歯磨きしてそのまま壁につけた歯ブラシホルダーにかけたはず…

はっ!まさか!

ちらりと歯ブラシホルダーの下を見る。

やはりあった。歯ブラシホルダーを使っていると必ずこうなる。使っている家庭は気をつけてほしい。

さて、そろそろ家を出発しなければいけない時間になってきた。

…ヤダ。行きたくない。緊張してきた。

先生怖かったらどうしよう。

怖い人いたらどうしよう。

私にとっての普通が東京の普通じゃなかったらどうしよう。

『はぁあああ〜』

でも、いくしかないんだ。

重い足を動かし、玄関に着く。

『ゔゔゔぅうう〜』

うなっても仕方ないことなんてわかってる。

だが唸らずにはいられない。

だるい。めんどい。二度寝したい。

全日本学生の口癖だろう。

玄関を開け、一気に来る寒さに耐える。

とぼとぼと足を動かしはじめる。

10分後…

ひ…ひ…広っ!!

え?!えっこれ…これ全部高校の敷地?!?!

しんじらんない…いや金…金かけすぎじゃないの…?

大丈夫なのかこれ…

えってか私これどこから入ればいいの…入口が多すぎてわからない…

み…みんなはあのでっかい門の中入ってくなぁ…

私もそこから入ろ

ゔゔ…人が…陽キャが…リア充が多い…

?「あ!もしかして天宮さん?!」

『アッワワワワワワワワワタシガアマッアマミヤデデデデシュッ』

どう見ても陽キャの類の人種…苦手だ…

あ子「そっか!今日はよろしくね〜!あっ!私、生徒会の書記やってる今井 あ子っていうの!先生こっちだよ〜ついてきて!」

『ア…ハイ…』

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作者名:なぞたまご | 作成日時:2022年12月28日 14時

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