ランドールとヤンデレ少女の恋

第三話(ランドール目線) ページ4

(ピンポーン)

朝は何故か目覚ましより早く鳴ったチャイムで目が覚めた。
俺は突然の訪問者のために玄関のドアを開けた。

A「おはよう！ランドール」

何故か笑顔のAが立っていた。

ランドール「…どうやって住所を調べた」

A「どうって…普通に、色々頑張って調べたよ(笑顔)」

笑顔が怖い…
そういえば、こいつの特技ってパソコンだったっけ？

ランドール「帰ってくれ。俺は起きたばっかりなんだ。」

A「そんなこと分かってるよ〜！やっと15回目のチャイムで起きたんだもん♪」

ランドール「…何時間そこに居た」

A「ん〜…4時間かな？」

ランドール「帰れ」

A「えぇっ！？酷いよ〜…」

ランドール「大体、なんで俺なんだよ…」

A「なんでって…好きだからだよ？」

こいつ…好きってサラッと言いやがった…
慣れてるのか？それとも馬鹿なだけか？

ランドール「まず、お前は俺のことよく知らないだろ？」

A「知ってるよ？」

ランドール「は？例えば？」

A「まず、住所でしょ〜、電話番号でしょ〜、メールアドレスに、それから誕生日、血液型に、それからそれから…」

ランドール「もういい、もういい。気持ち悪いから帰ってくれ」

ストーカーかコイツは。

A「帰るって言っても、今から会社に行くし、ランドールが支度終わるまでここで待ってるよ？」

ランドール「はぁ…勝手にしろ。」

そう言って、ドアを閉めようとした。すると、ドアがすごい力で開かれた。

A「外寒いよ〜！中で待ってていい？」

コイツの笑顔はほんとに怖い。
コイツは予想以上にめんどくさいやつだ

ランドール「もういいよ、好きにしな」

A「やった〜！お邪魔しま〜す！」

こんなやつにつきまとわれるのか…
早く俺の事飽きないかな…

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