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...流石に不味いんじゃないのか？
ここでコネシマ様を失うのは我々国にとってかなりの痛手だ
どうするのかは知らないが.....私がコネシマ様を助けたところで彼を治す術は私にはない
可哀想だが戦争に"死"は付き物
近距離部隊隊長として前線で戦っているなら尚の事だ
「.....あー...」
その時ある考えを思い付く
コネシマ様を助けるために私が出来る一つの方法.....だが私がそれをしたとして何になる？
私がそのリスクを犯すメリットは？
a国の見つかれば即アウト
だが.....
「目の前で死にかけてる人を助けないほど、落ちぶれてはいない」
そうと決まれば即実行だ
時間はない
幸いなことにコネシマ様が倒れているのは、私がいる森に近いところだ
コネシマ様のところまで気配を消して走っていき、倒れているコネシマ様をズルズルと森の中まで運んで彼を茂みに隠す
戦場を見るとまだコネシマ様がいなくなったことには誰も気付いていないようだった
コネシマ様の持っていたインカムを抜き取る
そして電源を入れ、a国の軍人と近めの距離で戦っているであろうシャオロン様、ノエル様、ゾムさん、ひとらんらん様には、a国の軍人への情報漏れを防ぐため繋げず、それ以外の幹部に繋げた
『どうも』
『！？』
インカム越しで幹部達の焦りが伝わった
『今コネシマ様がどういう状況か把握してますか』
『...いきなり何のつもりや』
私の質問を無視して、トントン様が警戒をあらわにした低い声で私に問うたが、私もそれを無視して話を続けた
『時間が無いので手短に。コネシマ様は今、恐らく即効性の毒を食らっています。私では彼を運ぶのに時間がかかります。コネシマ様のインカムの位置情報はロボロ様が分かるでしょう。ロボロ様は医療班にこちらへ来るよう伝えて下さい。出来るだけ少数で』
一気に状況を説明するも返ってくる言葉は無い
『.....早く。コネシマ様が死んでしまう』
『それ聞いて俺が、はい分かりましたって言うとでも思うんか？即効性の毒がほんまのことなんかどうかは知らんけど、確かにコネさんは敵の攻撃を受けた。そんなん俺らも知っとるわ。既にそっちに医療班は向かわせとる』
....何だ、分かっているじゃないか
それなら私が出来ることはもう何も無い
『余計なお世話のようでしたね。では』
『は？ちょっ待っ』
そう言ってプツリとインカムの電源を切った
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ツツジタケ - 続き楽しみに待っています！本当にこの作品大好きなんで一生待ち続けます！ (10月25日 20時) (
レス) @page25 id: 5d2983dfbd (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ。(プロフ) - 続き楽しみにしております！ (2023年3月14日 20時) (レス) @page25 id: 2b9d230f0e (このIDを非表示/違反報告)
ましかに - 続き楽しみにしてます！！！！更新頑張ってください！！！！ (2022年7月12日 23時) (レス) @page25 id: b45f3d1284 (このIDを非表示/違反報告)
やくると(プロフ) - 新話の投稿、ありがとうございます (2022年5月22日 23時) (レス) @page24 id: c7fc45db3f (このIDを非表示/違反報告)
もずくとこん。 - 続き楽しみ!!応援してますぅぅ! (2022年5月8日 20時) (レス) @page23 id: b5934403b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なき | 作成日時：2021年3月12日 22時
