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「b国？」
幹部全員が口を揃えてそう問うた
「はい。今度は私が話す番ですね」
私は彼らに、元々はa国からの依頼である、ノエル様の暗殺依頼で我々国の幹部となっていたこと、そしてその依頼の事細かなことなど、現時点で私が持っているa国、b国の情報を伝えた
「成程な.....」
「お前の目的はグルさんの暗殺やったんちゃうんか？」
目を細め問うたトントン様
私の目的がそうでないと分かったから、私と手を組んだ訳ではないのか
話を聞く限りでは、恐らく私と手を組むことを提案したのはグルッペン様だろうから.....
グルッペン様をちらりと見ると、こちらの考えが読めたのかニヤリと皮肉っぽく笑った
「はぁ...」
己が暗殺対象であると分かっていても尚、手を組むことを選んだのか
なんという仲間思いの精神
流石は天下の総統様
「私の目的はグルッペン様の暗殺ではなくノエル様の暗殺です。例のあのインカムはノエル様の偽装です」
「...そうか」
「...やっぱそうやったんすね。てかAさん。そのノエル"様"ってやめたらどうです？もう演技の必要もないんですし」
ショッピさんの提案に嗚呼確かにと思う
普段の癖でつい様付けで呼んでいたが、よく考えれば今更様付けだなんて反吐が出る
「そうですね。適当に呼んでおきます」
そう話していると鬱様がパンと両手を軽く叩いた
「んで、話戻すけどb国まで絡んどるってことか」
「はい。あくまで可能性の話ですがその可能性はかなり高いかと」
「だからa国との戦争であんなに数で押されとったんか」
「エーミール様かロボロ様がいれば容易に対処出来たことです。戦場全体の状況把握が仕事の彼らに対処の余地を与えなかった。それもあちらの策略でしょうね」
...恐らくa国側にかなり頭の切れる奴がいる
今まで私を騙し通してきた作戦やこれまでのことも全て、そいつの策略だろう
逆に言えばそいつを叩けばa国は敵ではないということ
「兎に角、私達でロボロ様の居場所の詳細を探ります。見つかり次第鬱様と救出に向かいますので、皆さんは私達と並行でa国についての情報収集をお願いします」
「わかった。けど二人だけで大丈夫なんか？」
シャオロン様の質問に私と鬱様はニヤリとする
「だいじょぶやでぇシャオちゃん。なんてったってこっちには現代最強の暗殺者様がついとるんやから」
「元最強が何言ってるんですかね。先輩の実力、お手並み拝見といかせてもらいますよ」
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ツツジタケ - 続き楽しみに待っています！本当にこの作品大好きなんで一生待ち続けます！ (10月25日 20時) (
レス) @page25 id: 5d2983dfbd (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ。(プロフ) - 続き楽しみにしております！ (2023年3月14日 20時) (レス) @page25 id: 2b9d230f0e (このIDを非表示/違反報告)
ましかに - 続き楽しみにしてます！！！！更新頑張ってください！！！！ (2022年7月12日 23時) (レス) @page25 id: b45f3d1284 (このIDを非表示/違反報告)
やくると(プロフ) - 新話の投稿、ありがとうございます (2022年5月22日 23時) (レス) @page24 id: c7fc45db3f (このIDを非表示/違反報告)
もずくとこん。 - 続き楽しみ!!応援してますぅぅ! (2022年5月8日 20時) (レス) @page23 id: b5934403b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なき | 作成日時：2021年3月12日 22時
