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※シャオロン視点
シッマが敵の毒でやられたのを見て、俺はロボロにインカムを繋げ、そのことを伝えた
それとシッマの近くでAの姿を一瞬見たことも
『こちらシャオロン！シッマが敵の攻撃を受けて戦闘不能！至急医療班頼む！後医療班の護衛も！多分近くにAがいる！』
『A？なんでアイツがおるんや！？』
『分からへん！』
『っ、取り敢えずシャオロンはそのままコネシマの保護を頼む！』
『俺は今敵と交戦中で身動きできん！敵が多すぎてシッマに近付けたとしても、担いで逃げ切るのは無理や！』
『了解。中距離部隊を少し前進させる。もう少し頑張ってくれ！』
『了解！』
その後、前線がある程度落ち着き、俺は一旦下がって医療班に怪我の治療をしてもらっていた
その時、独特な銃声音と同時に、前線で橙色の煙が上がっているのが見えた
...嫌な予感がする
「治療ありがと。もうええよ」
「ですがまだ腕の治療が.....」
「こんなん擦り傷や。俺は先に前線戻るから隊の奴らの治療頼んだで」
「...分かりました。お気を付けて」
俺はその場から一気に駆け出した
所々の傷は少し痛むが気にせず走った
前線辺りに着き、目に飛び込んできたのは倒れたトントンとAの姿だった
「トントン！A！」
トントンの脈は...ある
気絶しているだけで怪我も大したことないが.....
「おいA！お前生きとるか！？」
Aがかなり重傷だ
呼吸が浅い
足や肩に撃たれた傷があり、血溜まりが出来るほどに出血している
「こいつ.....っ！出血多量で死ぬぞ！？」
取り敢えずロボロに連絡を......
「...は？なんで繋がらへんの？」
何度インカムを繋げようとしても繋がる気配がない
「チッ...エミさんは！？」
エミさんも同様に繋がらなかった
「はぁ？どうなってんねん....！おいお前ら！一体二人に何があったん！？」
周辺の兵士達に問い、俺が後衛に引いている間に起こったことをある程度聞いた
「ノエルが裏切り者でチーノが連れて行かれた？そんで終戦って.....嗚呼もうめちゃくちゃや！取り敢えずお前らは他の兵士達に終戦のこと伝えて退却！それとトントンを安全に運んでくれ！」
そう言って俺はAを姫抱きして急いで走る
「もたもたしとったらこいつ死んでまう...！」
黒薔薇の蝶だろうがグルッペンの首を狙っている暗殺者だろうが、仲間を助けてくれたのなら......
自分の怪我なんて気にせず、俺は城に向かって走った
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ツツジタケ - 続き楽しみに待っています！本当にこの作品大好きなんで一生待ち続けます！ (10月25日 20時) (
レス) @page25 id: 5d2983dfbd (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ。(プロフ) - 続き楽しみにしております！ (2023年3月14日 20時) (レス) @page25 id: 2b9d230f0e (このIDを非表示/違反報告)
ましかに - 続き楽しみにしてます！！！！更新頑張ってください！！！！ (2022年7月12日 23時) (レス) @page25 id: b45f3d1284 (このIDを非表示/違反報告)
やくると(プロフ) - 新話の投稿、ありがとうございます (2022年5月22日 23時) (レス) @page24 id: c7fc45db3f (このIDを非表示/違反報告)
もずくとこん。 - 続き楽しみ!!応援してますぅぅ! (2022年5月8日 20時) (レス) @page23 id: b5934403b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なき | 作成日時：2021年3月12日 22時
