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「あ...チーノさ.....」
するとチーノさんは真剣な表情を私に向けた
「なぁA。お前もう俺らと関わるな」
「.....は？」
関わるな...？
関わるなも何も、貴方達が捕られられているのは私のせいだろ
どう考えても捕らえられている理由は、私への嫌がらせのためだ
そのためだけにわざと"幹部二人"を捕らえて、私にどちらかを見捨てるという選択をさせるつもりなのだろう
つまり彼らは簡単に言えば巻き添え
関わるな、なんて無理な話だ
「A。"これからの我々国"にはトントンが必要や。トントンを助けるのが今ある最善の方法。.....わかるやろ？」
その言葉を聞いてチーノさんの意図を瞬時に汲み取る
"私が得意なのは戦闘ではなく暗殺"
"今私に必要なものは.....戦力だ"
「.....トントン様を解放しろ」
「...は？おい黒薔薇の蝶！お前っ！なんでやねん！？」
「へぇ...書記長を選ぶんや。まぁいい」
ルノはそう言うとライトに目配せした
「えー...俺こっちの赤マフラーの方がお気に入りだったのに。まぁまぁ強いし俺の遊び相手にでもなってほしかったんだけどなぁ」
ライトは残念そうに渋々とトントン様の縄を解いた
「はいはい、あとは...っと」
そう言ってライトはトントン様の首の後ろを叩いて気絶させた
「は...？お前トントン様に何して......あ...れ？」
その時、急に視界がぐるぐると回り足元がおぼつかなくなる
さっきの毒、遅れてもう一度効果が出るタイプか...！
しかも先程よりも明らかに毒の効き目が...
思わずその場に倒れ込んだ
「トントン！A！」
チーノさんの声が薄らと聞こえる
嗚呼やばい...意識が.........
「こいつらは我々国の軍人が城まで運ぶやろうしこのままここに放置しとくぞ」
「りょーかーい」
「それじゃあチーノくん、行こっか！」
「..............」
「にしても黒薔薇の蝶も阿呆やな。後から"こいつら"を奪還しようとか考えてるんやろうけど.....既に自分らの"最高戦力"はa国の幹部、なんて思いもせんやろうな」
こいつら...？
チーノさん以外にも捕らえられた幹部がいるのか...？
それに最高戦力ってまさか......
その考えを最後に私の意識は途切れた
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ツツジタケ - 続き楽しみに待っています！本当にこの作品大好きなんで一生待ち続けます！ (10月25日 20時) (
レス) @page25 id: 5d2983dfbd (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ。(プロフ) - 続き楽しみにしております！ (2023年3月14日 20時) (レス) @page25 id: 2b9d230f0e (このIDを非表示/違反報告)
ましかに - 続き楽しみにしてます！！！！更新頑張ってください！！！！ (2022年7月12日 23時) (レス) @page25 id: b45f3d1284 (このIDを非表示/違反報告)
やくると(プロフ) - 新話の投稿、ありがとうございます (2022年5月22日 23時) (レス) @page24 id: c7fc45db3f (このIDを非表示/違反報告)
もずくとこん。 - 続き楽しみ!!応援してますぅぅ! (2022年5月8日 20時) (レス) @page23 id: b5934403b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なき | 作成日時：2021年3月12日 22時
