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「なっ...なんで.......」
捕らえられたトントン様とチーノさんの姿を見て思わず絶句する
「ライト。上手くいったみたいやな」
「うん楽勝ー」
「わぁ！ライトさん凄い！本当にその二人を捕まえてきちゃうなんて！」
そう言ったノエル様は捕らえられた二人へと視線をやる
ノエル様を見てトントン様は驚いた表情を、チーノさんは憎悪を含んだ目でノエル様を見た
「やっぱノエルはそっち側か.....」
「...は？チーノやっぱりってどういう.....」
「はーい。お話はおしまいっ」
「っ...！ノエル.....」
「ごめんねぇトントン。そういうことだから！」
ノエル様はそう言ってにっこり笑った
「おい黒薔薇の蝶。お前に選ばせてやる」
「...は？」
「書記長のトントンか書記長補佐のチーノ、どちらかを解放してやる。選べ。選べないなら両方a国へ連れて行く」
「.....何を...言ってるんだお前」
私の言葉を聞いたルノは私を嘲笑い瞳を暗く濁した
「ふははっ。何を言ってるんだお前？それはこっちが言いたい台詞やわ。簡単やろ？どちらかを見捨てればいいんだよ」
「私はこの人達とはもう関係ない。選ぶ云々の話では.....」
「あぁ、そういえばお前書記長補佐と仲良いらしいらしいやん」
「！？」
「そいつを選んでお互い嫌いあってる書記長を見捨てればいい、簡単やろ？」
...嗚呼こいつらを殺してやりたい
この場で今直ぐにでも
だがまだ薬の効果が残っている以上いつも通りの動きは無理だ
それに恐らくライトの強さはゾムさんに抜擢する程だと思う
トントン様をどんな方法で捕らえたのかにもよるが、もし一人で捕らえたのだとしたらトントン様より実力は上、奇襲なら互角レベルだ
ルノもノエル様も戦闘は出来るしこの人数差では流石に不利
そして極め付けは二人の人質
どう考えてもこの状況で戦える訳がない
打開策も思いつかない
私に二人のどちらかを助ける、否どちらかを見捨てる以外の選択肢は.....ない
「おい黒薔薇の蝶！！！」
その声にハッと視線を前にやると、私が黙り込んでいるのを見たトントン様が声を荒げていた
「チーノを選べ！お前は俺が嫌いなんやろ！？俺もお前が嫌いや！お前の顔なんか見たないねん！せやからチーノを助けろ！」
「ですが.....」
トントン様を見捨てる...？
でももしそうすれば我々国は成り立たない
幹部全員あってこその我々国なんだから....
「A」
その時チーノさんが私の名前を静かに呼んだ
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ツツジタケ - 続き楽しみに待っています！本当にこの作品大好きなんで一生待ち続けます！ (10月25日 20時) (
レス) @page25 id: 5d2983dfbd (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ。(プロフ) - 続き楽しみにしております！ (2023年3月14日 20時) (レス) @page25 id: 2b9d230f0e (このIDを非表示/違反報告)
ましかに - 続き楽しみにしてます！！！！更新頑張ってください！！！！ (2022年7月12日 23時) (レス) @page25 id: b45f3d1284 (このIDを非表示/違反報告)
やくると(プロフ) - 新話の投稿、ありがとうございます (2022年5月22日 23時) (レス) @page24 id: c7fc45db3f (このIDを非表示/違反報告)
もずくとこん。 - 続き楽しみ!!応援してますぅぅ! (2022年5月8日 20時) (レス) @page23 id: b5934403b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なき | 作成日時：2021年3月12日 22時
