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でももう遅いで、そう言い放ったルノは胸元から銃を取り出し、その先を私に向けて引き金を引いた
「.....っ"....っあ"あ"」
ドンッという鈍い音と共に右肩の酷い痛みを感じる
左足の太腿も同じように撃たれ、歯を食いしばった
「.....こんなもんでええか」
ルノはもう一つ銃を取り出し、空を目掛けて撃った
普通のものとは異なる、独特な銃声を出した銃から放たれたものは、弾丸ではなく橙色の煙だった
独特な銃声と橙色の煙に辺りがシンと静まり返る
それを確認したルノは両腕を振り上げた
「皆々様に申し上げる。今この時をもって、a国は我々国との戦争を引き分けで終えることを提案する。悪い話ではないだろう。a国は部隊を引き上げる。お前達も引き上げて終戦といこう」
そう言うとルノは手を下ろしノエル様を見た
「ノエル。最後に一言」
「はぁい」
そう言うとノエル様は一歩二歩三歩とゆっくりと進んで立ち止まる
「本日をもって私ノエルは我々国幹部をやめまーす！今まで騙されてくれてありがとうございましたっ」
そう言ってノエル様は満面の笑みで笑った
.....暗殺依頼は失敗、か
その時、鬱様と話したa国の軍人の数が多い理由を瞬時に理解する
私の中ではノエル様はa国からの依頼の暗殺対象だ
だがa国の幹部であるルノとノエル様は姉妹であり先程の発言から恐らく二人は仲間
ということは私への暗殺依頼自体が嘘であり、ノエル様はa国の裏切り者ではなく正真正銘a国側の人間ということだ
つまりa国が私に言った、ノエル様はa国がb国にスパイとして潜り込ませたが、ノエル様の裏切りでb国から我々国へスパイとして潜り込んだという話は恐らく嘘になる
そして最初からb国はa国側についていて、この戦争でa国に人員を貸しているかため、a国側の軍人の数が我々国と比べて圧倒的に多いといえば説明がつく
最初から仕組まれていたのか......全て私を陥れるために
その時ふとあたりを見渡すと一人の人物がいないことに気付く
「アイツどこ行った....？」
ライトだ
先程まで近くで興味なさげに立っていたのに一体何処へ......
「おーい。捕まえたよー」
声がした方向を見るとそこには.........
捕らえられたトントン様とチーノさんの姿があった
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ツツジタケ - 続き楽しみに待っています！本当にこの作品大好きなんで一生待ち続けます！ (10月25日 20時) (
レス) @page25 id: 5d2983dfbd (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ。(プロフ) - 続き楽しみにしております！ (2023年3月14日 20時) (レス) @page25 id: 2b9d230f0e (このIDを非表示/違反報告)
ましかに - 続き楽しみにしてます！！！！更新頑張ってください！！！！ (2022年7月12日 23時) (レス) @page25 id: b45f3d1284 (このIDを非表示/違反報告)
やくると(プロフ) - 新話の投稿、ありがとうございます (2022年5月22日 23時) (レス) @page24 id: c7fc45db3f (このIDを非表示/違反報告)
もずくとこん。 - 続き楽しみ!!応援してますぅぅ! (2022年5月8日 20時) (レス) @page23 id: b5934403b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なき | 作成日時：2021年3月12日 22時
