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「う"っ...」
...不味いな
コネシマ様は完全に私を敵視している
そして負傷中の己の近くに敵視している人間がいたとなれば、彼は命懸けでも私を殺しにかかるだろう
コネシマ様の現状を一番把握していないのは彼自身だ
...だが以前、コネシマ様は私のことを嫌っているわけではない、信用出来ないだけだ、と鬱様が言っていた
...流石にそれはないか
悶々と考えている内に、彼は不器用に起き上がってこちらを見た
「...あ".....？誰やお前...？」
...毒で意識が朦朧としているのか
コネシマ様は私の姿を見ても、私だと分かっていない様子だ
だがそれも少しの間だけ
意識がはっきりとすればコネシマ様は私だと気付くだろう.....そう思っていた
「....はぁ.......っ...ゲホッ....はぁ.....」
数分経っても彼は私だとは分からなかった
最初は私が誰か警戒していたようだったが、私が何もしないと分かったのか私に警戒を解き、ひたすら毒に耐えていた
これ程簡単にコネシマ様が警戒を解くとなると、相当毒が効いているのだろう
それにしても.....何故まだ私だと気付かないのか
私はまだ彼の前では一度も声を出していない
それでも私だと気付くはずだ
意識が朦朧としている...にしては長すぎるし、記憶が曖昧ならば、まず初めに此処がどこなのかを疑うだろう
となると一番可能性が高いのは.....
「コネシマ様。もしかして目、見えてないんですか？」
そう問うとコネシマ様は驚いた表情をする
「おっ...ゲホッお前っ、無能やったんか.....！？」
「はい。やはり目見えていないんですね」
「今...更何しに.....ゲホッ...来てん？」
「.....コネシマ様、喋ると悪化します。早く横に」
そう言ってコネシマ様を寝かそうとすると、私の手は力無く振り払われた
「触っ...んな。俺の質問に答えろや.....ゲホッ...」
「.....答えるので早く寝て下さい」
そう言うと渋々コネシマ様は横になった
「...私は依頼を遂行しに来ました」
「グルッペン...を殺すこと...か？」
「...いいえ」
そう言うとコネシマ様はあっそ、と呟きそっぽを向いた
.....それ以上は何も踏み込んでこないんだな
こちらとしても好都合だから全然その方が良いのだが
その時、医療班が来た
「コネシマ様！ご無事で.....な、A様！？何故ここに.....」
「早くコネシマ様の手当てを。...あと、コネシマ様は今、目が見えません。見えないと言っても、ぼやけているの方が正しいと思いますが。では」
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ツツジタケ - 続き楽しみに待っています！本当にこの作品大好きなんで一生待ち続けます！ (10月25日 20時) (
レス) @page25 id: 5d2983dfbd (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ。(プロフ) - 続き楽しみにしております！ (2023年3月14日 20時) (レス) @page25 id: 2b9d230f0e (このIDを非表示/違反報告)
ましかに - 続き楽しみにしてます！！！！更新頑張ってください！！！！ (2022年7月12日 23時) (レス) @page25 id: b45f3d1284 (このIDを非表示/違反報告)
やくると(プロフ) - 新話の投稿、ありがとうございます (2022年5月22日 23時) (レス) @page24 id: c7fc45db3f (このIDを非表示/違反報告)
もずくとこん。 - 続き楽しみ!!応援してますぅぅ! (2022年5月8日 20時) (レス) @page23 id: b5934403b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なき | 作成日時：2021年3月12日 22時
