妖怪の世界の恋物語【三神エンマ】

【65】部屋に潜むもの【太陽神×暗黒神】 ページ16

太陽神がヤンデレ。
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暗黒神Side


「うぅ……」


自室のベッドの中で俺は震えていた。


最近、部屋の中で視線を感じるし、私物が消えてる。


なぜこうなったのか、俺はわからない。


ただ。怖いだけだ。


泣いていても何にもならない。


ベットから降りた瞬間だった。


視線を感じた。それも、後ろから。


恐る恐る振り返る。


ベットの下に。


太陽神が居た。


「た…太陽神？」


太陽神「やっと気づいたんだな」


太陽神はベットの下から姿を現した。


「なんで…こんなところに…」


太陽神「なんで？そりゃ…


お前の姿をずっと近くで見たいからだ」


ぎゅっと抱きつく太陽神。


「…はぁ？」


太陽神「ずっと俺が視線を向けているのにお前は向けてくれやしない。それに、家が一緒じゃないから、ずっとお前を見ることができない。だから…。こうした…」


「う"っ……」


抱く力がたんだん強くなってくる。


苦しい……。


太陽神「もう逃がさねぇ。覚悟しろよ…？」

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