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33.ニセモノの笑顔 ページ34

〜銀時Side〜




だっさ。
俺めっちゃだっさ。





「キャバクラ卒業するアルか?」

「……いや、留年だったわ。たった今思い出した」





男ってか俺って単純だよな。

悩んで悩んで悩みまくって
やっと決断出来たってのによ。


″会いたい″って言われて断る
バカな野郎はここにはいませーん!





「Aさん元気そうでしたか?」

「……あ、あぁ。今から来るってよ」





しかし、声が震えていたのは気のせいか?
男と喧嘩でもしたか?



あれ…


男いんのに俺に会いに来んの?

え、何これ。
俺もしかして浮気相手なんじゃ…


いや、浮気の相手に選ばれただけ良しとしよう。
何事も前向きに、うん。


遠足前の小学生のようにウキウキしてると
チャイムが鳴ったので玄関へ一直線!





「お…遅かったな!」

「ごめんね、急に…」





だがAは作り笑いを浮かべた。
やっぱり何かあったようだな。





「まぁ上がれや。あいつらもいる…」

「Aー!!オムライス作ってヨ!」

「神楽ちゃん!!いきなりは失礼でしょ!!」





神楽がバタバタと部屋から出てきて
新八も追いかけて出てきた。





「ったく騒がしい奴らだな」

「……いいよ。作ってあげる」

「マジでか!じゃあ新八!買い物行くアルよ!!」




無理矢理新八の腕を引っ張って
外へ飛び出して行った。

あいつなりに気をつかってんのか、
何も考えてないのか。









「銀ちゃん、あの時は本当にごめんなさい」

「あー…俺もつい言い過ぎちまって…悪かったな」





そう言えば喧嘩したっきりで
仲直りってのをしてなかったっけな。





「で、体調は?お前痩せただろ」

「ダ…ダイエット成功したんだって!夜中にあんま食べなくなったから」

「ふーん」





また作り笑いだ。

正確に言えば痩せたんじゃなくてやつれてる。
隈も化粧で隠しきれてねェし。





「お前何かあっただろ」





あいつが言ってくるまで聞かないつもりだったが
どうしても気になってしょうがなかった。

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なさん(プロフ) - アリスさん» どういたしまして! (2017年10月7日 23時) (レス) id: 7d29fdf294 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 教えて頂きありがとうございます。 (2017年10月7日 23時) (レス) id: e6bf6e1bae (このIDを非表示/違反報告)
なさん(プロフ) - 〜KBとか〜MBとかです。上手く説明できないのでググってみてはどうですか? (2017年10月7日 23時) (レス) id: 7d29fdf294 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 容量とは、、、?すみません。 (2017年10月7日 23時) (レス) id: e6bf6e1bae (このIDを非表示/違反報告)
なさん(プロフ) - アリスさん» 絵というより容量ですね。 (2017年10月7日 23時) (レス) id: 7d29fdf294 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なさん | 作成日時:2016年4月11日 16時

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