【銀魂】キャバ嬢に恋した銀時くん

22.例のストーカーの件 ページ23

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銀ちゃんにストーカーの事を
相談してからの事。


基本的には銀ちゃん、たまに総悟くんか土方さんに
家まで送ってもらっていた。


お客さんとアフターに行った時も
なるべく家の近くまで送ってもらうようにした。

もちろん信用している人のみ。





「念のためコレを懐に入れておけ」





銀ちゃんに言われ
短刀を持って出歩くようにしていた。





「もし一人で帰る事があったら万事屋か俺達か親しい人でもいい。とりあえず電話しながら歩け。居る場所も伝えろ」





これは土方さんに言われた事。
もし襲われた時にすぐ分かるように。


だけど、



″見張りを付けても無駄だ。僕は絶対に見つからない″



数日後、そう書かれた手紙が
ポストに入っていた。




家に着いた時間が分かるなら
近くで待ち伏せているはずだと思っていたのに
その予想は間違っていたみたい。


土方さん達も調べてくれたけど
怪しい人物などいなかった。


犯人は頭が相当きれるタイプなのだろう、
私達はそう思っていた。




そしてある日、私はいつも通り出勤し
今日は久しぶりに会ったお客さんとアフター。


この人に家まで送ってもらうのはあれだったので
別れてから銀ちゃんに電話をしようと思って





「ありがとうございます。もうこの辺でいいですよ」





そう言って別れようとした時
突然抱きつかれたのだ。





「僕だよ…いつも電話掛け直してくれないね」





そう言われた瞬間背筋がゾクッとして
こいつが犯人だと悟った。

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