【銀魂】夜兎族最強と真選組最強

46.人気投票って何ぞ ページ47

「行ったか…」

「えぇ。もう大丈夫みたいでィ」




建物の中には
銀ちゃんと沖田と神楽がいた。


なぜか沖田と神楽は揉めてるし…




「やめろ、ガキ共。ったくどいつもこいつも人気投票なんかくだらんもんに踊らされやがって」




土方さんもいた。


何やら人気投票とやらで
土方さんは3位だったらしい。


文句を言う土方さんは
銀ちゃんと沖田に外に放り出されてしまう。



そしてこっちには神楽の格好をした近藤さんと
高杉の格好をしたマダオ。




「4位とか意味わかんないですよね？何もやってませんよ、こいつ。ただ包帯巻いてるだけで4位ですよ。どーせ大した理由もないのに巻いてんでしょ！ファッションでしょ！」




たぶん高杉の事言ってるよね、近藤は。




「この7位の神楽ちゃんの兄ちゃん？これもわかんないよねー。急に出てきて7位って…だって悪者でしょう？チャイナ服着てるだけでしょう？」




完全に神威の事言ってるね、マダオは。


てか…




「せめて神威の格好しろよ近藤！！ゴリゴリ気持ち悪いんだよ！！」




私は近藤さんを殴った。




「何で…俺だけ…」

「いい加減にせんか！！どっちがパクったとかあっちがパクったとか、俺がパクられたりとか…」




何故か手錠をされてる桂。


あっ、そっか。
こいつ指名手配犯だったっけ…


しかも向こうでは
定春とエリザベスが殴りあってるし。




「ねぇ、人気投票って何！？何がどうなってんの？」

「そっか。Aさんは”架空”の人物だから関係ないんですね」

「架空を強調すんなよ」




完全に仲間外れじゃん、私。




「今、上位人を潰して自分の順位をあげようとする輩がいるんだ。ここにいるのは20位以上の8人と2匹」




はぁ！？




「ほとぼりが冷めるまでここで待機…」

「くだらない」




私は銀ちゃんの言葉を遮った。



だから頭に数字なんか浮かんでるんだね。


でも強さランキングなら分かるけど
人気ランキングって…




「まぁ銀ちゃんが1位なのは分かるよ、主人公だし。でも何でアンタが2位なワケ？読者も見る目ないわ」




私は沖田に視線を移す。




「何だよ。じゃあ誰なら納得するんでィ」

「気になる気になる！」



私はうーんと少し考えた。







.







「土方さん」

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