10.坂田銀時 ページ11
____翌日
「あの夜王、鳳仙を!?」
「あぁ」
「それで吉原に…」
あの鳳仙を神威が倒すなんて…
いくら老いたとはいえ
夜兎族最強の男。
アイツ、とんでもなく強くなってんだな。
「これで吉原は神威団長のものになった」
「狙いは?」
「どうやら鳳仙を倒すのに関わったのは第7師団だけじゃないみたい」
「ふーん。一体誰なの?」
「あの銀髪の侍だそうだ」
そいつが何で鳳仙を!?
春雨と一悶着起こした奴が
神威と手を組んだっていうの?
「上の奴がその銀髪の男に手を出せないようにするためだと。獲物を取られないようにだろう」
でも疑問はすぐに解けた。
なるほどね。
アイツらしいっちゃアイツらしい。
銀髪の男か…
どんな奴なんだろう。
どんな強い奴なんだろう。
さっき神威が言ってた侍もこいつだね。
少しだけ興味が湧いてきた。
.
〜銀時Side〜
「銀さーん!!」
「…」
「ちょっと、いい加減起きて下さい!!」
「……んあぁ〜?まだ8時じゃねェか…」
「銀ちゃん、お客さんネ」
客だぁ!?
こんな朝早くに迷惑な客だな、ったく…
俺はまだ眠い目を擦りながら部屋を出ると
ソファに座る見覚えのある男2人。
「何だよ。客ってマヨとドSじゃねェか」
「誰がマヨだゴルァァ!!」
「旦那ァ、ちと聞きたい事がありやして」
俺はとりあえず
いちご牛乳を冷蔵庫から取り出し、糖分補給を。
「で、聞きたい事って何」
「お前ら昨日、吉原で何してた」
もう情報が入ってんのかよ。
「何って…男が吉原行くってこたァ、アレしかないでしょうが。新八なんか立派に童貞卒業…」
「ぅおーーい!!何勝手に話作ってんの!?何で僕が巻き添えくらってんの!?」
俺が言い終える前に
新八お得意のツッコミが入る。
「真面目に答えねェとぶった斬んぞ!!」
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優衣 - 神威かっこよすぎてヤバいです! (2016年4月28日 9時) (レス) id: f1a977784f (このIDを非表示/違反報告)
(。-_-。) - 凄い面白い!こんなん書いてくれてありがとうです! (2016年3月12日 20時) (レス) id: fedc7e71e6 (このIDを非表示/違反報告)
Sayura(プロフ) - なさんさん» ありがとうございます!紹介させていただきます^ ^ (2015年9月5日 5時) (レス) id: 44ff7cdde6 (このIDを非表示/違反報告)
なさん(プロフ) - Sayuraさん» 嫌だなんて、とんでもないです(*_*)めちゃくちゃ嬉しいです!ありがとうございます♪ (2015年9月5日 1時) (レス) id: 2d6a1f59d0 (このIDを非表示/違反報告)
Sayura(プロフ) - 初めまして、Sayuraと言います。とても面白いと思ったのでこの作品を私の作品で紹介したいのですが、いいでしょうか?嫌だったらすみません。続編の更新楽しみにしてます^ ^ (2015年9月4日 21時) (レス) id: 44ff7cdde6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なさん | 作成日時:2015年4月20日 4時