騎士様と甘い口付けを。 ２

愛の血　正義　syn ⭐︎ ページ15

頭が痛い

ここはどこ？

▷叫ぶ
▶︎図書室へむかう
▷地下へ行く
▷考える
▷大広間へ行く

本が詰め込まれた部屋がある。

不気味、というか年季が入っているというか、


片付いているのが余計に人為的で、

少し身構える。

部屋はそこまで広くはないが、

威圧的に感じた。

部屋に入る前に、ふと目についたのは、

テキトーに置かれてある本。

その本を開けても、

白紙。

どこの紙も白紙だ。

ページをめくると、

真っ赤な文字で何か書いてある

全くよめないが、

見ちゃダメなものだった。

ということはわかった。

何も見なかった事にしよう。

そう思って本を閉じる。

し「何やってるの〜？おねえさん♪」

『あ、えと、』

し「お前、その本みた？」


『、、いいえ』

し「おかしいなぁ？オレは見てるとこみたよ？」

『見てないです』

し「へぇ？じゃ、オマエが嘘つきな。」

『は？』

何言ってんだコイツ。まじで。

そう思っていると、

手が肩に乗っけられた。

し「真実はオレだけでいいだろ？なぁ？」



真実は一つ、辿る道のりは多数

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