検索窓
今日:5 hit、昨日:4 hit、合計:21,777 hit

38 ページ39

あの時何が起こったのか
当の本人は理解出来ていなかった


ぐらりと歪む視界


灰になってしまう彼は 彼女の首を絞めている



『クィ...レル...先生っ...』



初めはジンジンとそしてだんだん痛みを感じなくなる

この人は手遅れなのかな...そんなことを考えながらゆっくりと死に近づく Aの手が ローブのポケットに入った瞬間









それは来た






猛スピードで風に乗り 接近してくる黒い鳥がうっすらと見えたのだ





よく見ればそれは銀河のような羽根を持ち 本当にこの世に存在するのかと疑う程に 美しかった
それはカラスよりもっと大きいく壮大な声で鳴きながらその月のような目をAだけに向けていた







_______





セブルス・スネイプは夜の廊下を歩いていた どこからか聞いたことも無い魔法動物の鳴き声が聞こえた カラスのような だがもっと壮大な鳴き声
セブルスは興味本位でそちらに足を傾けた





一本の銀河模様の羽


たったそれだけが鳴き声が聞こえた方向の廊下に落ちていた
こんな魔法動物がいたのか?そんなことを思いながらそれをじっと見つめる

見つめていると それは徐々に灰に姿を変えていき
ついにその美しい原型がなくなった

その瞬間 セブルスは大事なものをなくしたあの時のことを思い出した

ただ不思議なことに そこにいたのは”百合”ではなく
Aだった


Aが 死んだような気がした




セブルスは賢者の石がいきなり心配になった
悪い感は当たるというものだ

その時にはもう ハリーは賢者の石を握り

そしてAは









霧になっていた









_____



【貴様も殺してやる】


クィレルの頭の後ろの顔がそう言った


ハ「貴様も?もしかして...誰かを殺したのか?」


ハリーの緑色の目が揺れた


そしてクィレルがにわかにブルっと震えた







クィ「サックスだ...」


ハリーの怒りは一瞬にして爆発したようだった


ハリーはクィレルに飛びかかって胸ぐらを引っ掴みたい思いでいっぱいだった

だが今の自分は賢者の石を持っている

それでも飛びかかる体制をとってしまう それだけいろんな感情が混じっていた

クィレルが賢者の石を奪おうと飛びかかってくる

そのときハリーも飛びかかった


首を絞めるクィレル その手をハリーが掴めばクィレルは悲鳴をあげながら離れる


「あぁぁぁぁぁああ!!」


クィレルの右手は灰になった

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←37



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
69人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

理音(プロフ) - 更新頑張ってください!(*^^*) (2022年4月8日 9時) (レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 続き気になります!更新楽しみにしています! (2022年3月23日 1時) (レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
なう(プロフ) - サユリさん» お褒めの言葉ありがとうございます!本当に遅れて申し訳ないです… 主人公も喜んでおります! (2018年6月17日 1時) (レス) id: 3b5bde52bf (このIDを非表示/違反報告)
サユリ(プロフ) - とても面白いです。更新頑張ってください。主人公が可愛いです! (2018年6月17日 1時) (レス) id: c69002fcba (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なう | 作成日時:2018年4月29日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。