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ガチャ バタン！
着いた場所は保健室
KA ｢はぁ、ここまで来れば大丈夫でしょ｣
A ｢…ありがとうございます、助けて貰って｣
KA ｢事実だから｣
A ｢あの…屋上ってF4しか入れないんですか？｣
KA ｢…｣
A ｢もし、そうだとしたら…貴方もF4の1人ってことですか？｣
KA ｢…そうだよ｣
A ｢じゃあ、どうして私に構うんですか？｣
KA ｢どうしてって？｣
A ｢だって、私も他の生徒たちと一緒じゃないですか。あなた達みたいに特別な生徒じゃない｣
KA ｢…Aちゃんは違うよ、他の人達とは違う｣
A ｢？｣
KA ｢結局この学園の生徒も、全員俺たちの顔と金にしか興味が無い｣
A ｢え？｣
KA ｢昔からそうなんだよ、俺たちは。周りの人間は御曹司っていう肩書きとこの顔にしか興味が無い。誰も中身を見てくれない、見ようともしない｣
A ｢だけど私は違った、とでも言いたいの？｣
KA ｢…そう｣
A ｢なんか…自意識過剰だね｣
KA ｢は？｣
A ｢よっぽど自分に自信があるのね｣
KA ｢どういう意味？｣
A ｢自分の顔と財産しか見てくれないって言うけど、その言い方だと自分の顔に自信があります！俺はイケメンだ！とか、俺は金持ちだから！って言ってるのと同じだと思う｣
KA ｢は？｣
A ｢だから、貴方は自分で認めてるんだよ。自分がカッコイイっていうのも、金持ちだっていうのも｣
KA ｢それは昔からそう言われてきたから！｣
A ｢て、事は貴方が自分に自信があるのはそう言われてきたからってことでしょ？なら、イケメンだとか、金持ちだとか言ってくれた人達に感謝しないと！｣
KA ｢は？｣
A ｢あと、顔と金で選んで何が悪いの？｣
KA ｢あのさ｣
A ｢世の中には顔で相手を選ぶ人もいれば金目当てで選ぶ人もいる。でもそれって悪いことなの？別に法律に関わるわけでもないし、それぞれの自由だと思うけど｣
KA ｢ｲﾗｲﾗ｣
A ｢私は違ったって言おうとしたみたいだけど、私が貴方の顔目当てで近づいたって言ったら？今日だってわざと屋上に行ったかもしれない…って言ったら貴方はどうする？｣
ビチャッ！
KA ｢こうするかな｣
ガチャ バタン！
保健室の机に置かれていたコーヒーを頭からぶっかけられた
そしてそのままジョンインさんは怒って出ていった
A ｢はぁ…コーヒーは無いだろ｣
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NATZU(プロフ) - ソナさん» コメントありがとうございます！！すぐに返信出来ずに申し訳ありませんでしたm(_ _)mそう言ってもらえてすごく嬉しいです！その言葉を励みに頑張りたいと思いますのでこれからも応援よろしくお願いします！！〇┓ﾍﾟｺｯ (2019年12月2日 0時) (
レス) id: d9ea95abc6 (このIDを非表示/違反報告)
ソナ(プロフ) - はじめまして、ソナです。とても面白いです。応援しています！ (2019年11月20日 9時) (レス) id: 26502574e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NATZU | 作成日時：2019年11月8日 4時
