地味男とモテ女の恋愛大作戦！？

9. 初めて話せた喜び ページ9

CY ｢…ｺｸﾝ｣

断られるのって、結構メンタルにくるんだな…

でも断られたなら仕方ない、一人で行こう

足早にその場を去る。が、その前に

A ｢あ、明日も！｣


CY ｢？｣


A ｢こうやって、話しかけてもいいかな？｣


CY ｢……ｺｸﾝ｣


A ｢ほ、ホントに！？いいの！？｣


CY ｢…ｺｸﾝ｣


A ｢ありがとう！！｣

私は嬉しい気持ちを抑えて、背を向けた

走って、角を曲がると

A ｢ゝ(≧∀≦)ノやったぁぁ！！あ…笑。よしっ！｣

叫びながらガッツポーズをした。でも、ちょっと声が大きすぎたw

一緒には行けなかったけど、明日も声かけていいって！

断られた時、嫌われてるのかと思った

けど、そうじゃないみたいだから良かった！



MN ｢え、断られたの？｣

学校終わり、私とミナはアルバイト先のカフェに来ていた

今日はシフト入ってないんだけどね

A ｢うん。でも、明日も話かけていい？って聞いたら、頷いてくれたよ｣


MN ｢学校一の美女からの誘い断るって、パク・チャニョル…やるわね｣


A ｢だから前も言ったけど、美女なんかじゃないって｣


MN ｢謙遜してるのか、鈍感なのか分かんないけど…いや、Aの場合は確実に後者だな｣


A ｢？｣


MN ｢あ、いや、なんでもない。でもさ、断られるのってどうなの？｣


A ｢え？｣


MN ｢それって、恋愛対象としては見られてないってことなんじゃないの？｣


A ｢え…｣


MN ｢だって、少しでも気があるなら一緒に行くはずでしょ？だけど、それを断ったってことはクラスメイトとしては見てくれるけど恋愛対象にはならないってことじゃん？｣


A ｢そっか…｣


MN ｢まぁ、前に話しかけてスルーされた時点で分かりきってたことかもしれないけど｣


A ｢( ´•ω•` )ｼｭﾝ｣


？ ｢でも、今日話せたってことは、最初よりは進歩してるんじゃない？｣


MN ｢ミンソギオッパ！｣


A ｢先輩、盗み聞きですか？笑｣


XM ｢聞いちゃった、ごめんね(*´˘`*)ﾆｺｯ｣


A ｢そんな爽やかに謝られたら、許すしかないじゃないですかー｣


XM ｢笑｣

この人は、ミンソギオッパことミンソクさん

このカフェでバイトしている、現役大学生

そして、ミナの好きな人

普段から結構お世話になってるんだけど、童顔すぎる綺麗な顔に優しい人柄っていうのもあってか結構モテる

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