5. 好きになったきっかけ ページ5
A ｢うん…｣
放課後、私とミナは弟達の部活が終わるまで教室で待つことにした
MN ｢それはパク・チャニョルの事が？それとも、他のクラスメイトの事？｣
A ｢どっちも。私が話しかけたせいで、ニョル君を傷つけたかもしれない。それに、ついカッとなってクラスの人達にキツく当たっちゃったから…｣
MN ｢間違ったことは言ってないよ｣
A ｢けど、他にも言い方はあったと思う。はぁ…何やってんだろう、私…｣
MN ｢好きな人がバカにされたら、ムカつくのも無理ないよ。私だってぶん殴るかもしれないし。あんたに何が分かるんだー！って。笑｣
A ｢確かに、何も知らないくせにとは思った。笑｣
MN ｢耐えただけ偉いと思うよ｣
A ｢ありがとう、ミナ｣
MN ｢いいえー。ていうかさ、何で好きになったの？パク・チャニョルのこと｣
A ｢前に言ったじゃん｣
MN ｢そうだっけ？｣
A ｢うん｣
MN ｢…忘れた｣
A ｢え〜｣
MN ｢もう一回教えて｣
A ｢しょうがないな｣
私がニョル君と初めて会ったのは、高校一年の入学式の日
学校に繋がる、桜の並木道を歩いていると
目の前に桜を見上げる1人の男子高校生が
その姿があまりにも綺麗で
私は名前も知らない彼に、一瞬で恋に落ちた
MN ｢その男子高校生が、パク・チャニョルだったってわけね｣
A ｢そういうこと｣
それから2年もの間、ニョル君の事を思い続けた
授業中とか、さりげなく見てたり
校内で偶然見かけると、無意識の内に目で追っていたり
クラスが違う時は、用もないのにニョルくんのクラスに遊びに行ったり
MN ｢2年も片思いしてて、告ろうとか思わなかったの？｣
A ｢考えた事はあるよ。でも、勇気が出なくて…向こうは私の事知らないから、いきなり｢好きです｣とか言われても困るだけなのかなとか思って｣
MN ｢確かに…。一度も話したことない相手に告白されても、断る確率の方が圧倒的に高いもんね｣
A ｢そうなの…。だから、告白するまでには至らなかった｣
MN ｢そっかー。……恋愛って難しいね｣
A ｢本当｣
MN ｢でもまぁ、とりあえず今日は話しかけられたんだし、毎日続けてけば大丈夫だよ｣
A ｢うん、ありがとう｣
MN ｢キム・A、ファイティン！｣
A ｢ファイティン！｣
MN ｢笑｣
A ｢笑｣
MN ｢じゃあ、そろそろ行こっか｣
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NATZU(プロフ) - ひめさん» 移行しました！ぜひ読んでください！ (2020年7月6日 20時) (
レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - NATZUさん» ずっとまってます！！長く続いてくれて本当に嬉しいです……（ ; ; ） (2020年7月5日 23時) (レス) id: 9491740ad7 (このIDを非表示/違反報告)
NATZU(プロフ) - ひめさん» ひめさんのコメント読んで、作者が泣いてます！！すぐに移行できなくてすみません、もう少しお待ちください！ (2020年7月5日 1時) (レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - NATZUさん» NATZUさん〜（ ; ; ）ついににょるくんがサボりのお誘い……！！！！嬉しすぎて泣いてます、、 (2020年7月3日 19時) (レス) id: 9491740ad7 (このIDを非表示/違反報告)
NATZU(プロフ) - りんさん» ありがとうございますm(__)m (2020年7月1日 15時) (レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NATZU | 作成日時：2020年5月12日 20時
