4. ニョル君side ページ4
DK2 ｢冗談やめろよ｣
A ｢本当だよ｣
クラス『……。』
MN ｢はい、もうその辺で終わりにして。授業始まるよ｣
DK1 ｢だ、だな！行こうぜ｣
DK2 ｢お、おう｣
CY ｢……｣
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
CYside
CY母 ｢じゃあ、お母さん先行くね。夕飯は適当に食べといて｣
CY ｢…うん｣
僕の家は母子家庭だ。幼い頃に父さんが事故で亡くなってから、母さんは働きっぱなしの毎日
兄弟のいない僕は、基本的に一人でいる事が多い
CY ｢いってきます…｣
支度を済ませて家を出ると、学校へ向かう
教室の戸を開けると、にぎやかな声が聞こえてきた
その中心にいるのはきっと、いつもの彼女だろう
｢学校一の美女で高嶺の花のような存在｣そう言われる彼女の周りにはいつも人が集まってる
僕はその真逆で、家と同じように学校でも一人だ
誰とも関わらずにいたら、そのうち｢地味男｣というあだ名がついてしまった
彼女とは真逆の人間、関わることは一生ないだろう
そう思っていたが、前に一度話しかけられたことがある
正直驚いて、無視してしまった
過去の話をするのはこの辺までにして、そろそろ本に集中しよう
そう思い、本を読み始めると
A ｢あ、あの、ニョル君！｣
CY ｢……｣
例の彼女に話しかけられた
A ｢あ、えっと…おはよう！｣
ここは、｢おはようございます｣と返すべきなのか悩んでいると
彼女が不安そうな顔をして見てきた
なので軽く頭を下げると
A ｢ﾆｺｯ また明日も挨拶するね！｣
彼女は嬉しそうに、そう言った
彼女が席に戻って、数秒後…
JK1 ｢ちょっ、どうしたの？A｣
A ｢え？｣
JK2 ｢そうだよ、あんな地味な奴ほっとけばいいのに｣
彼女の行動を不思議に思う声が聞こえてきた
僕も不思議だ、ほっといてくれた方が助かるのに…
すると彼女は
A ｢クラスメイトに話しかけて何がいけないの？｣
CY ｢！…｣
驚いた、まさか彼女からそんな言葉が出るとは
その後も
A ｢私が話したいと思った人と話す、それの何がいけないの？｣
A ｢そんなんじゃない、私の意思で話しかけたの｣
A ｢本当だよ｣
彼女は、きっと誰にでも優しく接するタイプなんだろう
けど僕に話しかけるなんて、どうかしてるな
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
A ｢はぁ…｣
MN ｢朝の事、気になる？｣
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NATZU(プロフ) - ひめさん» 移行しました！ぜひ読んでください！ (2020年7月6日 20時) (
レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - NATZUさん» ずっとまってます！！長く続いてくれて本当に嬉しいです……（ ; ; ） (2020年7月5日 23時) (レス) id: 9491740ad7 (このIDを非表示/違反報告)
NATZU(プロフ) - ひめさん» ひめさんのコメント読んで、作者が泣いてます！！すぐに移行できなくてすみません、もう少しお待ちください！ (2020年7月5日 1時) (レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - NATZUさん» NATZUさん〜（ ; ; ）ついににょるくんがサボりのお誘い……！！！！嬉しすぎて泣いてます、、 (2020年7月3日 19時) (レス) id: 9491740ad7 (このIDを非表示/違反報告)
NATZU(プロフ) - りんさん» ありがとうございますm(__)m (2020年7月1日 15時) (レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NATZU | 作成日時：2020年5月12日 20時
