30. 胸の高鳴り ページ30
A 「なんで…」
私は涙ぐみながら、ニョル君に近づき…
A 「……」
ギュッ
CY 「……」
抱きしめた
DK1・DK2・DK3 「!!」
DK2 「い、行こうぜ」
DK3 「お、おう」
男子達はトイレを出て行き、ニョル君と2人きりになる
CY 「あ、あの…」
A 「…ごめんね」
CY 「え?」
A 「私があの時、ちゃんと止めてれば…こんなことにならずに済んだのに…」
CY 「Aさんは悪くないです。信じてくださいって言ったのは僕ですから…」
A 「でも…、ドキッ!!」
顔を上げるとびしょ濡れになったせいか、ニョル君の顔がよく見えて胸が高鳴った
CY 「?…!」
私はニョルくんの顔に手を添えて、そのキレイな顔をじっと見つめた
A 「やっぱり、カッコイイ…」
CY 「!」
A 「…あ、ごめん!」
CY 「いえ。…ハックション!」
A 「大丈夫?じゃないよね…。保健室行こ!」
保健室に移動し…
A 「これで拭いて」
タオルを渡しながらそう言うと
CY 「ありがとうございます」
ニョル君は体を拭き始めた
A 「あ、着替え!用意しないと…。あるかな?」
保健室の替えの服が入ってるであろう扉を開く
A 「どれも小さそうだな…。ここで、ちょっと待ってて!」
CY 「え?」
私は保健室を出ると体育館へ向かった
A 「あ、いた!ジョンイン!」
KA 「ヌナ!どうかした?」
名前を呼ぶと、すぐに駆け寄ってきてくれた
A 「ジョンイナ、ジャージ持ってる?」
KA 「持ってるよ。今日は使ってないけど…」
A 「貸してくれない?」
KA 「いいけど。…何で?」
A 「え?あー、クラスの子が訳あってビショビショになっちゃって…」
KA 「ふーん…。まぁいいや、はいこれ」
A 「ありがとう!助かる!じゃあ、練習頑張ってね!」
KA 「うん…」
保健室に急いで戻ると、
ガラガラガラ!
A 「ただいま!これ借りてきたから、着替えて」
CY 「これ、誰から?」
A 「弟」
CY 「弟、いたんですね…」
A 「意外だった?」
CY 「はい」
A 「そっかー。そこそこ有名な子だと思うよ。「ダンス部のエース、キム・ジョンイン」って聞いたことない?」
CY 「ないです」
A 「じゃあ、ジョンイナもまだまだってことだね。とりあえず風邪引く前に着替えるといいよ」
CY 「はい。お借りします」
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NATZU(プロフ) - ひめさん» 移行しました!ぜひ読んでください! (2020年7月6日 20時) (レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - NATZUさん» ずっとまってます!!長く続いてくれて本当に嬉しいです……( ; ; ) (2020年7月5日 23時) (レス) id: 9491740ad7 (このIDを非表示/違反報告)
NATZU(プロフ) - ひめさん» ひめさんのコメント読んで、作者が泣いてます!!すぐに移行できなくてすみません、もう少しお待ちください! (2020年7月5日 1時) (レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - NATZUさん» NATZUさん〜( ; ; )ついににょるくんがサボりのお誘い……!!!!嬉しすぎて泣いてます、、 (2020年7月3日 19時) (レス) id: 9491740ad7 (このIDを非表示/違反報告)
NATZU(プロフ) - りんさん» ありがとうございますm(__)m (2020年7月1日 15時) (レス) id: 07ed262c9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NATZU | 作成日時:2020年5月12日 20時