6. ヒヨコとの出会い ページ6
A ｢ん〜！美味しい！ほら、セフンも食べてみな｣
SE ｢いただきます。ﾊﾟｸｯ…！｣
A ｢どう？｣
SE ｢美味しい…｣
A ｢でしょ！｣
SE ｢はい！｣
A ｢なんかさ、こたつで食べることで特別感？みたいなのが生まれるんだよねー｣
SE ｢はい。食べてるのはいつもと同じアイスなのに、何かが違く感じるというか…良い意味で！｣
A ｢うん！これは贅沢だね〜｣
SE ｢" コタツでアイス " か…。良いですね！｣
A ｢( *´꒳`* )ふふ、気に入ったみたいだね｣
SE ｢はい、気に入りました｣
A ｢良かった｣
それからというもの、相当気に入ったのかセフンはよく私の家に来るようになった
もちろん、" コタツでアイス " 目当てで
セフンの家にはこたつがないから、私の家に来るしかないらしいけど…それって、買えばよくないか？
まぁ、可愛い弟だから、許しちゃうんだけどね…
そもそも、なぜ私がこんなにセフンを可愛がっているのかというと…
それは、出会った頃に遡る
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
1年前、この日は休みで家でゆっくりしていると…
ピーンポーン
家のチャイムがなった
A ｢はーい｣
宅配便かな？
そう思いながらオートロックのモニターを確認もせず、ドアを開けると
SE ｢あ、こ、こんにちは｣
A ｢こんにちは…？｣
SE ｢……｣
A ｢？｣
SE ｢……｣
A ｢あの…｣
SE ｢あ、えっと…隣に引っ越してきました。オ・セフンです。よろしくお願いします｣
A ｢あ、お隣さん…。306のキム・Aです。こちらこそ、よろしくお願いします｣
SE ｢これ、つまらない物ですが、良ければ…｣
A ｢わざわざありがとうございます｣
SE ｢いえ。では、失礼します｣
A ｢あ、はい｣
バタンっ
A ｢お隣さんか…若かったな｣
最初の印象は、若い男の子。それくらいで、特に印象が強かったわけでもないし、普通のご近所さんだと思ってた
そんなある日…
お酒を飲みながら、ベクに部長の悪口を散々言いまくった私は、フラフラな状態で家の近くのコンビニに寄った
缶ビールを2、3個とつまみをいくつか買うと、レジに向かう
が、
女子1 ｢あのあの！名前なんて言うんですかぁ？｣
SE ｢えっと…｣
女子2 ｢お兄さん、すごいカッコいいですねぇ〜｣
女子1 ｢うんうん！私のタイプですぅ♡｣
7. キャピキャピ女共を成敗だ！→←5. 疑ったならばアイスの刑！
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作者名：NATZU | 作成日時：2020年12月8日 4時
