7. キャピキャピ女共を成敗だ！ ページ7
SE ｢は、はぁ… ｣
キャピキャピした女共が、レジの店員さんをナンパしていた
女子1 ｢あっ、じゃあ、連絡先教えてくれませんか？｣
女子2 ｢私も私も！教えてほしいなぁ♡｣
SE ｢いや、あの…仕事中なので｣
女子1 ｢じゃあじゃあ！終わったあとでもいいですよ！私達、近くのカフェとかで時間潰してるんで〜♡｣
SE ｢申し訳ございませんが、お客様。そういうのは、ちょっと…｣
女子2 ｢いいんですよぉ、遠慮しなくて♡｣
SE ｢遠慮とかじゃなくて｣
女子1 ｢じゃあ！ バンッ！！
私は大きな音を立てた
A ｢ねぇ、いつまでやってんの？長いんだけど｣
周りの視線が私に集中する
女子1 ｢え、何？この人…｣
A ｢見て分かんない？人並んでるんだけど。会計終わったなら、さっさっと退いてくれない？｣
私が無理やり、女共の間に割り込むと
女子2 ｢は？何なの？あんた。私達が店員さんと話してるんだから、邪魔しないでくれる？｣
A ｢だったら、ここにいる客全員と仕事中の店員の邪魔、あんた達もしないでくれる？迷惑｣
女子1・女子2 ｢っ…｣
A ｢お会計お願いします｣
SE ｢は、はい…｣
女子1 ｢な、何なの、このオバサン｣
A ｢……｣
女子2 ｢マジそれ。ﾌｯ、説教ババアみたい｣
A ｢……仕方ないな。じゃあ、その説教ババアが特別に教えてあげる｣
女子1 ｢は？｣
A ｢あんた達、しつこい｣
女子2 ｢はぁ？何それw｣
A ｢しつこい女はモテないよ。既に、この店員さんも引いてるし。見てて可哀想だったわー、貴方達の、その…ﾌｯ 惨めな感じ？｣
女子1・女子2 ｢ｲﾗｲﾗ…｣
A ｢若いのに、哀れだねぇ｣
女子1・女子2 ｢っ…｣
A ｢いくらですか？｣
SE ｢え、あ、663円になります｣
A ｢これで｣
SE ｢700円お預かりします。37円のお返しです。ありがとうございました｣
A ｢どうも。……あ、最後に忠告しといてあげる。周りが見れない奴と迷惑かけといて逆ギレする奴は人として終わってるから。気をつけな｣
それだけ言うと、私は店を出た
酔ってる勢いで言ったことだろう
次の日
私はその記憶がなかった
だから、助けたのがセフンだということにも気づかないままだった
A ｢はぁ…飲みすぎた｣
机の上には、飲み終わった空き缶や、食べ終わったおつまみの袋が散乱していた
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作者名：NATZU | 作成日時：2020年12月8日 4時
