18. 結婚？ ページ18
セフンのバイトが終わったようで、2人で一緒に帰ることに
家に着くと…
A ｢セフンはご飯食べたの？｣
SE ｢いや、夕飯はまだです｣
A ｢お腹空いたでしょ？｣
SE ｢はい。ヌナ作ってくれますか？｣
A ｢何かあるかなー？｣
冷蔵庫を確認して、あった具材で簡単なものをいくつか作った
A ｢はい、おまたせ｣
SE ｢おぉー、いただきます！｣
A ｢どうぞ｣
ご飯を作り終えると、自分のご飯を食べ始めた
A ｢簡単な物でごめんね｣
SE ｢全然。美味しいです！｣
A ｢本当？｣
SE ｢はい！ヌナの作る料理はいつも美味しいです！｣
A ｢お世辞でも嬉しいよ、ありがとう｣
SE ｢本当ですよ！僕、ヌナみたいな人と結婚したいです！｣
A ｢嬉しいこと言ってくれるね〜。まぁ、確かにセフンみたいな人が旦那さんだったら幸せに暮らせそうだようね｣
SE ｢…結婚します？｣
A ｢え？｣
SE ｢僕たち｣
A ｢…うーん、それもいいかもね｣
SE ｢！…ヌナ、本気にしてないでしょ？｣
A ｢うん｣
SE ｢本当なのに…｣
A ｢だって、セフン大学生だよ？｣
SE ｢…子供だと思ってます？｣
A ｢そうじゃなくて。大学生ってことは、これから先何があるか分からないでしょ？何があるか分からないっていうのは悪い意味じゃなくて。先が長い分、セフンはなんでも出来るの｣
SE ｢なんでも？｣
A ｢うん！だから、その長ーい人生で私と早くに結婚して、もしセフンのやりたい事が見つかった時に私の存在が邪魔になって自由にできなくなるのが嫌なの｣
SE ｢邪魔したくないってことですか？｣
A ｢そう｣
SE ｢……｣
A ｢正直今の仕事向いてないと思うし、ムカつく上司もいるし、早く結婚して家に入った方が良いのかなとか思うときあるけど…でも、せっかく就職できた会社だし、もう少し働いてもいいかなって思えるんだよね｣
SE ｢……｣
A ｢だから、結婚はもう少しあとでいいや！｣
SE ｢そうですね｣
A ｢ほら、食べよ！冷めちゃう！｣
SE ｢はい。笑｣
ある日…
今日は休日で、いつも通り家でゆっくり…というわけにはいかず、今日は外出しないといけない
インドアで休みの日は引きこもりになる私が外に出る理由
そんなの1つしかない、ベクだ
私と真逆なベクは普段から色んなところに出かけてる
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作者名：NATZU | 作成日時：2020年12月8日 4時
