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遅くなりましたが、ここで少し私の昔の話をしたいと思います
探偵を始める前は大学に通っていて、友達は多い方ではないけど、それなりに楽しかった
けどある日、私の家に変な手紙が届いた
中を見てみると私の写真だらけ
A ｢何これ、、、｣
誰が送ってきたのかも分からない、ずっと見られてるってこと？
その日から毎日手紙が送られてきた
写真の日もあれば手紙の日もあった
最初はそれだけだったけど段々ストーキングはエスカレートしていった
家族にも友達にも相談できずにニヶ月が過ぎた
毎日精神的ストレスが溜まっていった
相手はいつ何をしてくるか分からない、ストーカーへの恐怖もあったがそのうち自分が壊れそうで怖いという気持ちもあった
今日もいつも通り大学の講義が終わり、その帰り道
A ｢(また後つけられてる)｣
私が少し早く歩くと後ろも同じように早く歩く
A ｢タッタッタッ｣
タッタッタッ
A ｢、、、｣
A ｢(急いで逃げよう)｣
私は走った
A ｢キャッ｣
でも転んでしまい
ストーカー ｢待ってよ、、｣
A ｢はぁはぁ、｣
ストーカー ｢逃げないでよ、、｣
A ｢こ、来ないで！｣
ストーカー ｢酷いよA、僕はこんなに君を愛しているのに｣
A ｢は？誰よあなた｣
ストーカー ｢僕？僕はね｣
男はそう言って被っていたフードを取った
A ｢！！｣
ストーカー ｢ﾆﾔﾘ｣
A ｢誰！？｣
ストーカー ｢え？｣
A ｢誰？知ってる人かな？と思ったらビックリするぐらい知らない人だった。あなた誰？｣
ストーカー ｢A、僕のこと知らないの？｣
A ｢うん、ごめんなさい。こういうのは知っといた方が物語的には面白いかもしれないけど｣
ストーカー ｢物語的？あー、僕とAの｣
A ｢違うね、それは違う｣
ストーカー ｢そっかー同じ講義受けてるのに気づいて貰えなかったかー、残念｣
A ｢ｯ、、そうだね、全然知らなかった｣
ストーカー ｢僕のプロフィール送っとけばよかった、今教えてあげるよ｣
A ｢あ、大丈夫でーす｣
ストーカー ｢カン・ジュニョク1994.7.7生まれ、血液型はA型、詳しくはまた送るから｣
A ｢遠慮しときます｣
そう言って私が逃げようとすると
ガシッ
ストーカー ｢逃がさないよ、やっと捕まえたんだ｣
A ｢！！｣
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作者名：NATZU | 作成日時：2019年7月13日 19時
