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A ｢タッタッタッ｣
タッタッタッタ
A ｢(一か八か走って逃げるしかない！)｣
私は全速力で走った
A ｢うわぁ！！｣
運が悪く石につまずいて転んでしまった
A ｢ｲｯ、、｣
タッタッタッタ
A ｢(ヤバい！逃げたいのに、足が！)｣
不審者 ｢待ってよ、、｣
A ｢ﾋｯ､はぁはぁはぁ｣
怖くなり息がしづらくなる
不審者 ｢待ってよ、どうして逃げるの、、？｣
A ｢はぁはぁはぁはぁ｣
不審者 ｢そんなに怯えないでよ、、｣
そう言って、私の腕をつかもうとする
A ｢イヤっ！はぁはぁはぁ｣
不審者 ｢酷いなー、イヤだなんて、久しぶりの再会なのに｣
久しぶりの再会？、、っもしかしてこの人！相手の顔を見ると
A ｢！！｣
不審者 ｢ﾆﾔﾘ、思い出してくれた？わぁAに覚えてもらえてるなんて光栄だなぁ｣
A ｢はぁ、誰かっ！はぁはぁ誰かっ！助けてっ！！｣
？ ｢A！！｣
A ｢！！、ベクちゃん！？｣
BK ｢誰だお前？俺の女に何した？｣
不審者 ｢俺の女？、冗談やめてくれよ。Aは僕の彼女だよ｣
BK ｢は？何言ってんだお前、A怯えてんだけど、彼氏だったら普通怯えねーだろ｣
不審者 ｢久しぶりの再会で驚いてるだけさ｣
BK ｢お前の妄想、Aに押し付けんなよ！バカじゃねーの｣
不審者 ｢は？何お前？あんまり調子に乗らない方がいいよ、身の為に｣
BK ｢お前、、｣
警察 ｢君たち！一体何してるんだ！｣
不審者 ｢チッ｣
警察 ｢あ、待ちなさい！君！｣
不審者が逃げそれを警察は追って行った
BK ｢大丈夫か？｣
A ｢大丈夫、はぁはぁ｣
BK ｢A、、もう大丈夫だからな｣
ベクちゃんはそう言って私を抱きしめた
BK ｢ごめん、俺がもっと早く来れれば｣
A ｢ううん、はぁ助けてくれて、、ありがとうはぁ｣
BK ｢ギュッ｣
BK ｢立てるか？｣
A ｢うん、、ｲｯ｣
立とうとすると足に痛みが走った
BK ｢大丈夫か？｣
A ｢さっき転んだからかな…｣
BK ｢転んだ？あ、血出てるぞ！｣
A ｢え？あ、気づかなかった｣
BK ｢乗れ｣
ベクちゃんは背中を向けてきた
A ｢え？｣
BK ｢その足じゃ帰れないだろ、家まで送る｣
A ｢でも｣
BK ｢いいから｣
A ｢失礼します｣
BK ｢ん｣
ベクちゃんにおんぶされて家に帰ることに
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作者名：NATZU | 作成日時：2019年7月13日 19時
