赤い羽根『HIGH&IOW』3 (ページ12)

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赤い羽根『HIGH&IOW』3 ページ12

雅貴「あ、いや、狙われたのは広斗なんだけど、西郷が広斗庇って代わりに撃たれてよ…」

「西郷…？西郷ってあの刑事？」

雅貴「そーそー、それで俺ら今西郷の基地にいんだけど…やべぇ事実が発覚しやがった…」

「やべぇ事実…？？？」

雅貴「あぁ…今RUDEの奴らがいる無名街には昔工場があったんだよ…そこで変な薬品が作られてたんだ……政府と九龍は裏で繋がっていて、その事実を隠蔽するために無名街を爆発したみたいなんだ…」

「それでその薬品を作った部屋は今無名街の地下にあるって事？」

雅貴「あぁ、そうゆう事だ…今のところLASTは大丈夫なのか？」

「ぅん、今のところね」

雅貴「…そうか…気おつけろよ…？」

「ん、雅貴達もね？」

雅貴「おぅ、じゃまたな」

「んー」

そう言って電話を切った

カズ「A、どうしたんだ？」

リキ「広斗さんになんかあったのか？」

ユウ「なにがあった？」

「……広斗達も九龍に狙われて…撃たれかけた…西郷が広斗を庇ったみたいだけど…」

リキ「っっ…広斗さん達まで…」

ユウ「…九龍の奴らやりすぎもいいとこだろ…」

カズ「…あいつらに手加減なんてもんは存在しねぇ…人1人殺したところで何ともねぇよ……俺らも気抜いてられねぇな…」

「ぅん…」

それから私達は一言も会話せず、ただ黙っていた

何時間たったんだろうか…築くともぅ21時だった

「もぅこんな時間か…」

リキ「はぇぇなぁ…」

ヤマト「A!!!!!!」

ぼーっとしてた時突然ヤマトが倉庫に入ってきた

「ヤマト？どしたの？」

ヤマト「コブラが…コブラが消えた!!!」

「……は？」

リキ「おぃ、どうゆうことだよ…」

カズ「なにがあった？」

ヤマト「…実は、今回のカジノ計画でテッツの実家の銭湯が潰れることになっちまって…コブラは九龍を潰すために動いてたんだけど、それにダンが切れちまって…もうお前にはついて行けねぇっつってテッツとチハル達連れて出ていっちまったんだよ…それにキレたコブラが九龍の会長の1人、克也会の所に行ったっきり帰ってこねぇんだ…どこ探しても見つからねぇ…」

「…答えは1つしかないでしょ…」

ヤマト「ぇ…まさか…」

カズ「連れ去られた…だな…」

ヤマト「っっっ…あいつらっ…!!!!!!」

「やめとけ、ヤマトが一人で行って二人一緒に無事帰って来れるわけないだろ」