六つ子とヤンキーガール【おそ松さん】

家の前 ページ13

松野家についた頃



ガラガラーっとドアが開き



お母さんが顔を出した



「小僧達！！今日は梨があるわよ！！


あら、Aちゃん！学校お疲れ様、またご飯でも食べにいらっしゃい」



待ってるからと笑顔で言ってくれた


いつもお世話になってるんだよなぁ




「はい！！ありがとうございます！」




母の声をきいて競争するように入っていった六つ子


元気だなぁ、とか思ってため息をついていたら







「あれ？」



隣にはまだ1人残ってる




「カラ松？？梨いらないの？」




カ「....いや、送ってくぜ」



あれ、珍しく静かだ

どうしたんだろ...







家は隣なのにやけに長く感じた




「どしたの？カラ松」



覗き込むように聞くと


カラ松はちらっとこちらを見て話し出した



カ「いや、、最近物騒でな。

罪のない人たちが、暴行にあったりしている事件が多いんだ。

おそ松兄さんには絶対にAに言うなと言われていたんだが、

俺たちのことで悩んでたのなら、本当にすまない」



といってあたまを下げた



「え！！！！なんで謝るの！！」



え、とびっくりしたような顔でこっちをみた



カ「だって、Aは、俺たちが嫌だったんじゃないのか、？？」



「...そんなわけないよ！！私は毎日ほんっとに楽しくて、みんなといれて幸せだよ

それに、心配してくれてたんだね。ありがと」



信じてくれるかな？とニコっと笑った


カラ松の顔がぱぁああっと明るくなり


カ「本当か！？流石、カラ松ガール！！


フッ、俺達もお前といれてしあわせだ。


可愛い妹のように思っているからな」



なんか照れちゃうなぁ


へへっと笑って


「送ってくれてありがと、おやすみカラ松兄さん」



冗談っぽく言うと



少し顔を赤くして嬉しそうにカラ松は笑って去っていった

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