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SIDE 羽山
あの後、あの大量のダンボールをまた積み重ね美術室に運んだ
・
貴『は〜、やっと終わった。じゃあ、私は職員室に戻るね』
柊「あぁ、ありがとな」
貴『大したことないよ。じゃあ、また後で』
・
そう言って私は職員室に向かったのだった
・
この時の柊くんの哀しそうな安堵したような表情にも、これから起こることにも全く気付かずに__
・
in職員室
・
職員室に戻るともうHRの為、
クラスに向かったであろう
主任の先生達の机は誰も居なかった。
・
私は、まだ少し残っている仕事を片付けようと思い椅子に座ったところで携帯が無いことに気がついた
・
貴(あれ?携帯どこやったっけ?)
・
と、上着のポケットやら机やら鞄の中などを探しても全く見つからず
・
自分の行動を思い返していると
・
貴(あ、美術室に置いてきちゃったかな、、?)
・
と、ダンボールを置く際に邪魔だったので美術室の机に置いたことを思い出した
・
貴(仕方ない、取りに行くか)
・
また、3階まで上がるのかと少し憂鬱に思いながらも取りに行くことを決め、また、美術室に向かったのだった
・
まさか、この後、人質になるなんて誰が予想しただろうか__
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作者名:となりの家の柿の木さん | 作成日時:2019年2月20日 22時