検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:124,655 hit

3 ページ4

冬哉side

「かわいいな、お前。襲うぞ?」

「や、やめろっ!」

ベットに押し倒され、こうなったのは少し前のことだった。


「冬哉、帰るぞ。」

「へ、秋篠宮?」

本日最後の授業が終わり、生徒会の仕事も無いため帰ろうと思っていたら……。秋篠宮に声をかけられた。

「行くぞ。」

「え?あ、うん。」

秋篠宮に連れて行かれ、着いたのは豪邸。

門は自動で開くし、お手伝いさんみたいな人がいるし。

「俺の部屋、行くぞ。」

「は?」

秋篠宮に手を引かれ着いたのはシンプルな扉の部屋。

ご丁寧に扉には『秋篠宮春馬』と彫られたプレートがかかっていた。

秋篠宮が扉を開け、俺は中に入った。

「お邪魔しまーす。」

中は普通だった。整頓されているわけでもないし、散らかってるわけでもない。

そしたら秋篠宮に荷物を取られ、ベットに座らせられた。

秋篠宮は俺の上に覆いかぶさるようにして、俺を押し倒した。


これが少し前。

現在、秋篠宮にキスされている。ちゅ、ちゅ、ちゅ、と軽いキス。

秋篠宮は俺から少し離れた。

「あ、逃げようったって無駄だからな。ドアに鍵かけたし。」

え、もしかして……。ここって内側からも鍵がないと出られない系の部屋?

終わった……。

「それじゃ、啼けよ?」

秋篠宮にキスをされた。深い方の。

「んっ…ふぁっ…やっ…んんっ…なっ…いっ…。」

秋篠宮は満足そうに離れた。

そこでなにかのスイッチでも入ったのだろう。気づけば言っていた。

「俺を、溶かして啼かせて?」

秋篠宮はふっと笑った。

それが、とってもかっこよくて見惚れていた。

「わかった。啼かせてやるよ。」

そしていろいろなことをされた。俺はただ啼いていた。

あんまり記憶はないけど、気持ちよかったのとかは覚えてる。

かっこよかったな、なんて。気づいたら寝ていた。


目がさめると秋篠宮の顔が近くにあった。

かっこいいな。なんて見惚れていると、秋篠宮が起きた。

「あ。冬哉、起きてたか。」

秋篠宮に頭を撫でられる。それさえも、嬉しかった。

「冬哉かわいかったな。」

なんて、君が微笑んで言うから。俺も言ってやった。

「春馬、もかっこよかった。」

そういうと秋篠宮はこっちを驚いて見た。けど、それも1秒ほど。

秋篠宮はふっと笑って、

「ありがと。」

と言った。

「今日は泊まれ。連絡は後で。今は寝ろ。」

秋篠宮に言われ、すぐに寝てしまった。

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
66人がお気に入り
設定タグ:BL , 男主 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夏夜桜 - 夢華さん» 面白いんですか?ありがとうございます!更新頑張ります。 (2019年1月9日 22時) (レス) id: dbd4689f32 (このIDを非表示/違反報告)
夢華 - とっても面白いですね!更新楽しみにしてます!がんばって下さい! (2019年1月9日 18時) (レス) id: ceff9b5b24 (このIDを非表示/違反報告)
夏夜桜 - 更新頑張りますね!何かあったらコメント欄に行かせてもらいます。設定ありがとうございました。 (2019年1月8日 21時) (レス) id: dbd4689f32 (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣(プロフ) - 購入ありがとうございました。応援しています!更新頑張って下さい。なにがあればご連絡下さい。 (2019年1月8日 21時) (レス) id: 930f4adcc1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夏夜桜 | 作成日時:2019年1月8日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。