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冬哉side

「放課後、ついてきてもらいたいところがあるんだけど……。」

「いいよ。わかった。」

俺が返事をすると、彩乃さんは顔を輝かせて

「ありがとう!」

と行って自席に帰って行った。

冬哉放課後、クラスメイトの女子になにかに誘われた。その子についていくね。それじゃ、サボりどーぞ。

すると秒で返信が返ってきた。

春馬んー……。許す。今度の土日、遊ぼ?
冬哉了解。じゃ。
春馬授業頑張れ。

スマホから視線を外すと、とりあえず後ろと隣を思いっきり刺しといた。

「ぐへぇっ!」

「いったいっ!」

「なにこれっ!」

そんな声を無視してスマホを片づけ、本を取り出した。

闇は相変わらず微笑んでこっちを見ている。

「闇、なんか本読む?」

「……うん。」

俺は鞄から本を取って闇に渡した。

「……わ。また新しい本?」

「うん。琴音さんが買ってくれた。」

篠崎琴音さん、俺の知り合い。大学生らしい。

よく俺に本を買ってくれる。

「……優しいね、琴音さん。」

「うん。」

闇と本を読んでいると担任の先生が入ってきた。

俺はそれを合図に本を片づけた。

こうして、1日が始まった。


そして昼休み。

春馬冬哉、屋上。
冬哉了解。

屋上に行こうと立った時、

「あ、いいな。俺も行きたい!」

と萊都が言った。

冬哉友達がついて行きたいって言ってるけど、どうがいい。
春馬別に。

なら、いいか。

「萊都、いいって。」

「よっしゃ!」

萊都に続いて時雨、歩、闇も立った。

「行くぞ。」

「はーい!」

ずらずらと五人連なって歩いた。

そして屋上。

「秋篠宮ー。」

「あ、冬哉。」

午前中ずっとサボっていたと思われる秋篠宮がいた。

「えっと……宮崎萊都!冬哉のクラスメイトで友達!よろしく、秋篠宮!」

「咲野時雨!よろしく、秋篠宮!」

「榊野歩。覚えてる?ま、よろしく!」

「……宮野闇。よろしくお願いします、秋篠宮さん。」

「よろしく。萊都、時雨、歩、闇。」

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書ききれなかった新メンバー

海田 隆 うみだ たかし

空学園生徒会担当の先生
30代後半のギリギリイケメンな先生


篠崎 琴音 しのざき ことね

A大学に通っている大学生
冬哉の知り合い

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夏夜桜 - 夢華さん» 面白いんですか?ありがとうございます!更新頑張ります。 (2019年1月9日 22時) (レス) id: dbd4689f32 (このIDを非表示/違反報告)
夢華 - とっても面白いですね!更新楽しみにしてます!がんばって下さい! (2019年1月9日 18時) (レス) id: ceff9b5b24 (このIDを非表示/違反報告)
夏夜桜 - 更新頑張りますね!何かあったらコメント欄に行かせてもらいます。設定ありがとうございました。 (2019年1月8日 21時) (レス) id: dbd4689f32 (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣(プロフ) - 購入ありがとうございました。応援しています!更新頑張って下さい。なにがあればご連絡下さい。 (2019年1月8日 21時) (レス) id: 930f4adcc1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏夜桜 | 作成日時:2019年1月8日 20時

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