ドッキリ?8 ページ17
そんなこんなで盛り上がって、食事(焼肉)は終了。
まだ飲もうって言っているゆめまるに私も行くよってAがゆめまるの腕にくっついて、それを剥がそうとするようにりょうが俺も行くってくっついて、飲むと帰りたくなくなるとしみつと、飲みなら、と言うか東海といるなら帰れんって俺の5人で飲みに行くことになった。
俺とカンタはスタジオを好きに使っていいって言われて鍵を貰ってて、後でな〜ってカンタと別れる。
岡崎には何度か来てるけど、ゆめまるが先導して入って行った店は初めてだし、渋い。
みんなは慣れてるみたいで、お店の人と軽く話してて、りょうから離れたAが一生懸命どういう店かって話してくれてる。
マジで普通に可愛くて、でもさっきの焼肉屋でゆめまるにAとりょうのことをこっそり聞いて(俺とカンタに簡単に話してくれた)、きっと思い合ってるんかなぁって。
いや、狙うとかじゃなく、純粋に2人を見てそう思った。
りょうはあからさまにAを気にかけてるし、Aの方も困ったらりょうって感じ。
そりゃ、りょうも複雑な関係と言え、彼女作らん訳だって納得。
可愛いついでに、滅多に見れないりょうの焦った顔を楽しみたくて、酔ったふりしてもたれかかる。
、、、いい匂いするなぁなんて、やっぱり何処か浮かれてる自分に気付きながら、りょうの鋭い目線を受けた。
2軒目も盛り上がって、最初は鋭い目で見てきたりょうも真っ赤な顔でヘロヘロ。
としみつは隣の席の奴らに絡んでいっていて、いつもの面倒くさいやつ。
で、意外なことにAはそこそこ飲めるみたいでゆめまると2人、不思議〜なトークテーマで機嫌良さそうにニコニコしてる。
りょうは半分寝てるし、としみつは面倒くさいから自ずと不思議〜なトークテーマに入れてもらって、ひたすらツッコミ。
でも、ゆめまるの雰囲気なのか、Aの雰囲気なのか2人が醸し出す緩い空気はどことなく居心地が良くて酒が進む。
結局、みーんな酔っ払って、りょうをタクシーへ乗せて帰して、帰ってカンタも飲ませようぜってゆめまるととしみつが盛り上がる中、荷物を取りに行く(パソコンとか重い荷物をスタジオに置きっぱなしにしてたらしい)っていうAとスタジオを目指す。
りょうが帰っても普通そうに歩くAを見て、りょうの気持ちは兎も角、Aはどうなんだろ?ってそれとなく質問する。
断じて、気になってるとかじゃないよ?
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作者名:リンダ | 作成日時:2022年5月24日 15時