家 族 内 恋 愛 。

◎ 素直 。 ページ24

「 ん っ .. 」

俺が おかゆ作り終わって 部屋に戻ったら 丁度 章大が起きた 。


「 起きた？おはよう 」

「 ん .. たぁくん 、？」

「 そうやで 」


俺が そう言ったら ゆっくり抱きついてきて
さっきみたいに 「 ごめんなさい 」って
泣きながら謝る 。


「 もうええから 、俺も言い過ぎたな 。」


俺がそう言うと ううんって横に首振って
めっちゃ可愛い 。




「 しょうたのこと 、嫌いやない ..？」


ぎゅって 俺の服握りしめながら そう言う章大
に 、だいぶ 傷ついてるな って反省した 。


「 嫌いなわけ ないやんか 」

「 ほんま 、？嘘やない？」

「 おん 。嘘やないから 泣き止んで ？
これ以上 熱上がったら大変やから 」



布団に入らせようと 章大の腕を 俺の腰から
剥がしたら


「 いやぁ 、ちゃんと 好きって言ってっ 、」

って さっきよりも きつく抱きしめられる 。



そうや 、章大って 熱のときは素直やった
しかも 我儘言ったりするから 、
章大が 熱出たときは 可愛すぎて
俺 毎回 死にそうになってる 。




「 ほら 、早くぅ .. 」

「 もぅ .. ちゃんと好きやで？」


「 んふ 、おん 。僕も たぁくん だぁいすき 」


そう言って ほっぺた すりすりしてくる 。



あかんあかんあかん 何その神業
絶対 星5 のやつやろ

俺 意識飛ぶかと思ったわ 。


でも 章大は 心臓ばくばく してる 俺に気づかず
好き好き って言いながら 俺の胸に
顔うずめてる 。


それが 何秒か 続いたら
急に何も言わんくなった 。



「 え ？章大？」


心配になって 俺が名前を 呼ぶと
腰に抱きついたまま
こっち見てくるから 上目遣いになってる 。


ゆっくり 口開いたと思ったら

「 僕 .. 」

って 中々話ださんし 。




「 どうしたん？」

「 んぅ 、 僕な ？」

「 .. おん 。」









「 たぁくんに 恋してるみたいやねん 」

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