持病が急に発症して中原中也を殺し損ねた件

発症二十話 ページ21

異能名変えました。「夜の蜘蛛は殺せ」という作品の名前なのですが、「夜の蜘蛛」とさせて頂きます。
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本編 (*_*)ﾜﾚﾜﾚﾊｳﾅﾁｭｳｼﾞﾝﾀﾞ



貴女
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痛……くない？…あれ、本当に死んだのか？


貴女『…っえぁ？』


と、思ったら生きていたよ。一体誰が………


与「おや、起きたかい。」


貴女『？』


黒髪の女性…で、蝶蝶の髪飾りが特徴的だ。


貴女『貴女が私を？』


与『そうだよ。妾は与謝野晶子、武装探偵社員だ。』


貴女『武装探偵社…と言うことはここは武装探偵社…？』


と言うことですね、はい。勿論、サングラスは……無い？あ、戦ってる時に無くしたか…くそ。
でも与謝野晶子はまだ、私指名手配犯だと言うことに気づいていないらしい……。


与「アンタ、路地裏で重症負ってたから連れてきたけど……裏の人間かい？」


貴女『違いますね、今日はクレープを食べに来ただけなんですよ、はい、』


与「ふぅーーん………」


すると急に顔を近づけて来た。


貴女『うわ…！？……何ですか…？』


バレた？バレたか？


与「いや、それにしても綺麗な顔をしていると思ってねぇ。」


貴女『ふぇ？///』


私の顔をまじまじと見ながら与謝野晶子は言った。……この顔が？キレイダト？辞めて欲しい……！


貴女『や、辞めて下さい…、そんなこと無いですから！』


与「その顔で自分が可愛いとか、思ったら事が無いのかい？」


貴女『全く、興味ありません。』


与「勿体無いねぇ…」


外見に興味は全くない。
もし、仮に美人だったとしよう。男は私の外見しか見ないだろう。…美人だったとしても、誰も中身を見ようとはしない。…父を抜いて。

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