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スナイダーにとっては ページ11

「…おっとなんだこれは…」



レオポルトさんに運ばれたまでは覚えているけど…




「…ああ、お目覚めか」



そう言ってにやりと笑う彼はどう見てもスナイダーだ。




何故か上に乗っかられている。




というよりは覆いかぶされている。




「…なぜここに、というかなぜ覆いかぶされているのか説明をしてほしいんだけど…」





「なぜここに、という質問だけ答えてやろう。」





そういって非常用のランプをつけるスナイダーを見つめる。





眠くてしかたがない…が、





今おかれている状況でそんなことは言ってられない。




というかこいつは顔が近すぎる、




他の銃より人間味がないからかなぁと思っているとランプをつけ終わったらしくまたこちらに向き直った。




「さて、質問の答えを教えよう。答えは、エンフィールドに人間味がないと言われてな。あいつもある意味ないと思うが、俺にはそんなもの必要ないと言ったのだが…“せっかく自由にできるんだから今のうちに人間らしいことをしてみたら”…と言われた」




そういうと黙って指を絡まされてベットに押し付けられた。



…んーと、何をされているのだろう。





というか指がちょっとごつごつしていているの新事実!




やっぱり男の子なんだなぁと無理やり考えているが実はすごく心臓がどきどきしている。




いや、バクバクしている。





本当にこいつは理解ができない。




「スナイダーさんこれはいったい…どういうこと…」





「人間味だ。」





「はっ?」




「人間とは好きな奴とは寄り添いたくなるそうだ」




「えっ?」



「俺には好きな奴というのはよく分からない…が、別にいて悪い気がしないのはエンフィールドと…お前だ」




おおう。どうしよう。




何故か分からないけれど、すごく緊張するなぁ





これは夢か?





眠くて苦手なスナイダーが私にぞっこんの設定になったのかな?




「さすがにお兄ちゃんという名目上あいつにはこんなことするのは気色が悪いだろう?」




「こんなこと…とは、なんでしょうか」




「そうだな、実践するか」


そう言うスナイダーはまた少し笑う、なんだか嫌な予感がした

人間になりたい銃→←ロシアとフランスの軽い戦争



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設定タグ:千銃士 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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natumiko(プロフ) - 抹茶プリンさん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません。わざわざコメントをありがとうございます!気楽にやるので生暖かい目で見てくださいね (2018年9月13日 0時) (レス) id: f489bcbdd9 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶プリン - 話面白かったです。更新頑張ってください。 (2018年9月11日 21時) (携帯から) (レス) id: 522dc39055 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:natumiko x他1人 | 作成日時:2018年9月9日 17時

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